薩南諸島の火山活動が活発になっています。昨日の諏訪之瀬島(鹿児島県)に続き、今朝硫黄島の硫黄岳(鹿児島県)でも噴火。



気象台の発表によると、本日(29日)06時09分に噴火が発生し、06時50分まで噴火が継続しました。噴煙の高さは最高で火口縁上1000m。薩摩硫黄島で噴火が発生したのは、2019年11月2日以来。

また、口永良部島でも火山噴火予知連絡会が平成27年以来の大規模な噴火に発展する恐れがあると注意を呼び掛けていますので、薩南諸島一帯の火山活動が活発になっています。

地図でもわかるように、硫黄島から諏訪之瀬島までの縦のライン、そしてその北側の桜島までのラインには熱エネルギーが通る大動脈がありそうです。

そして、何よりもここはあの鬼界カルデラがあるところ。改めてカルデラの大きさを確認するととんでもない大きさですね。こんなカルデラができるほどの噴火って本当にどれほどの規模だったんでしょう。


ウィキペディアの写真より


また別途扱いたいと思います。