ニューギニアでM7.0の地震。特に、この地震による大きな被害の状況は伝えられていませんが、ニューギアはたびたび大きな地震に見舞われているエリアです。

 

 

この辺は、ちょうどインド・オーストラリアプレートが太平洋プレートに沈み込んでいるところ(プレート説)で、すぐ近くでは1906年にマグニチュード8.0、1971年にもM8.1とM8.0、2000年にもM8.0の大地震(それから4年後にスマトラ沖地震)が起きています。

 

↑ウィキペディアより

 

ニューギニアからインドネシアにかけては、日本同様地震多発地帯で、10年に一度はM8クラスが起こり、M7クラスは数年に一度とかなり頻繁して起こっています。

 

 

そして、東には地球深部から湧き上がってくる、タヒチ島周辺のスーパーホットプルームも存在し、ホカホカの熱エネルギーが通っているエリアでもあります(プルーム説)。

 

 

だからニューギニアやインドネシアで大地震が起こった後は、そのエネルギーがSJルートやPJルート、MJルートを通って北上してくる可能性もあるということですが、最近の日本や周辺における火山活動の活発化などもこの熱エネルギーが関係しているように思います。

 

 

もし、今ニューギニア周辺にこの熱エネルギーが溜まっていると仮定すると、この熱エネルギーはSJ、PJ、MJ今後どの進路をたどるのでしょうか?台風のように季節によって変わったりするのか、それとも太陽エネルギーや地磁気の影響を受けるのか?

 

 

いろいろな方面の資料を読みながら考えていきたいと思います。


再び新型コロナウイルスの感染が拡大してきました。もしまた長期で営業できないとなると、今度こそ会社の体力がもつどうかわからないので、なんとか状況が好転してほしいものです。

 

 

しかし改めてこのウイルスってなんでしたっけ?昔から細菌とウイルスの違いについてわかっているようで、上手く説明できないので、もう一度調べてみました。

 

 

その上で、重要になるのはそもそも生物とは、自分自身を作り出すことができること、つまり自分と同じDNAを持ったものを複製(自己複製)することです。

 

 

そして細菌というのは、細胞構造を有し、適度な栄養と水があれば、自力で増殖することが可能です。だからカビや大腸菌といった細菌は生物ということになります。

 

 

一方で、ウイルスは自己複製できません。ウイルスは細胞を持たず、DNAとRNAを包むタンパク質の殻しか持っていないので、細胞に感染することでしか複製することができないのです。

 

 

感染する細胞は、動物細胞、植物細胞、細菌細胞にまで及びます。ウイルスは別の細胞に寄生することでしか、複製できないので、生物ではないということになります。

 

 

ということで、まあ平たくいうと、細菌は生物であって、ウイルスは生物ではないというのが一番大きな違いですかね。

 

 

じゃあなんで新型コロナウイルスは肺炎を引き起こすのかはまた別途時間があれば調べてみたいと思います。

 

 

 

日本の周りの海には約3,700種もの魚が生息しています。これは全世界の25%にあたるそうです。なぜこんなのも多くの魚が生息しているのかご存知でしょうか?

 

 

理由は海流です。日本の周りには、黒潮や対馬海流と呼ばれる暖流、親潮やリマン海流と呼ばれる寒流がぶつかりあい、その水域には暖かい水と冷たい水を好む両方の魚が生息しています。

 

 

これにより、日本では暖流にのってくるマグロやサバ、寒流にのってくるサケやサンマなどが取れるわけです。

 

 

しかしそもそもこの海流ってどうやってできるのしょうか?黒潮なんて幅が200キロ以上、厚さが1000メートルにも及ぶ世界最大級の海流です。水量でいえば、毎秒換算で信濃川の8万倍もの水になります。

 

 

今日はプレート運動やマントル対流など地球内部で起こっている現象も気になるところですが、地球の表面で起こっている海流がどういう仕組みで起こっているのか、まずはこれを知ることで地球の内部の構造のヒントになるのではないかと思い、参考書をもとに要約してみました。

 

 

①風による効果

 

 

地球には赤道付近から貿易風、偏西風が吹いており、これらの風が海上を吹くと、摩擦により海面に力が作用します。この力は、深層部にも伝わり、結果海洋循環を生じさせます。

 

 

 

 

さらに、地球の自転によるコリオリの力が働くことで、渦のような形をした海流も出来上がり、場所によってそれぞれ複雑な形をした海流も出来上がっています。

 

 

もう少しミクロでいうと、波も同じです。風が吹くことで波ができ、台風のような大きな風が吹くとより大きな摩擦により、波も大きくなります。

 

 

 

②海水の密度差による効果

 

 

海水は熱帯域と極域とでは温度差があります。熱帯域の海面の海水は密度が軽く、極域の海水は重たくなります。その密度差が海洋全体の流れを生み出します。基本的には熱対流と同じ考えですかね。

 

 

もう少し分かりやすくいうと、地球は太陽エネルギーを受け取る際、熱帯域では大きく、極域では小さくなるので、エネルギーの過不足が起こります。その過不足を解消するため、海流によって熱を熱帯から極域に運ぶことで、そのバランスを保っているという仕組みです。

 

 

他にも海水の粘性といった要因も絡んでくるようですが、大きくはこの2点が海流を作り出す重要な役割をはたしているようです。

 

 

また、深層循環といったさらに特殊な循環もありますが、こちらは海水の温度と塩分濃度が深く関係しているようです。水温が低く、塩分濃度が濃ければ深層に沈み、逆に水温が高く、塩分濃度が軽くなれば表層を流れるといったものです。

 

 

以上海流についてまとめてみましたが、温度差による密度の違いが循環を促進するというところは、地球内部の構造、とりわけ熱エネルギーの循環にも関連してくると思われるので、今回の海流に関する追求も大変気付きが多いテーマでした。

 

参考

柏野祐二著「海の教科書」