陸軍「鉄道かぁ」


陸軍「せや‼︎ 東京〜下関間を150km/hで走る弾丸列車を推進したろ」


陸軍「下関から大陸を獲る」


島秀雄「その設計はワイや」


太平洋戦争勃発


弾丸列車中止


サイパンが脱落して日本本土の多くが爆撃機B-29の攻撃園内に


島秀雄は疎開


イモ作り開始


島秀雄「」

島秀雄「え、150km/hの弾丸列車設計からイモ作りって落差が酷い」


島秀雄「いや、マヂで」


終戦


ただ島秀雄は国鉄事故の責任をとり

終戦のしばらく後に国鉄退職


島秀雄「さよなら」


十河国鉄総裁「今度、東京〜大阪間を3時間で結ぶ新幹線を作るんや」


十河「戻ってクレメンス」


島秀雄「疲れちゃったの」


十河「なら組織内のゴタゴタとか面倒臭いことは全部ワイが引き受ける」


島秀雄「熱血漢やなぁ」


新幹線計画がスタート


世界銀行への借款

国会への予算通過

新幹線のCTC

土地の交渉

鉄橋など


さまざまな難関を乗り越えて

新幹線が99%以上完成


島秀雄が退職


国鉄「」


国鉄「戻ってクレメンス。完成前にプロジェクトリーダーが抜けるのは非効率や」


島秀雄「せやな」


島秀雄「合理的やない」


島秀雄「ただ人は合理性だけで動いてない。ワイを導いた十河総裁が辞任する以上、ワイも辞めるのが筋や」


島秀雄「情熱を若い世代に託すわ」


1964年東京オリンピックの直前に

新幹線の運行がスタート


新幹線は商業的に大成功

国鉄一儲けを出す路線に


島秀雄「さあ‼︎ 次の仕事は宇宙や」


島秀雄「行くで」