中学1年の時に転校
転校先のクラスのリーダー的存在の生徒からイジメを受ける
「持ち物を隠される」
「弁当の中身をひっくり返される」
「トイレに閉じ込められ水をかけられる」
2年生になりクラス替え、親友ができる
その年の冬に親友と思っていた同級生からイジメを受ける
この壮絶ないじめをきっかけに自殺未遂を図る
中学3年生になり復学するもののイジメは続いた
美容専門学校に合格したが進学はせず
居場所を求めて暴力団の世界に入る
16歳の時に人に認めてもらいたい一心で、彫り師に頼んで「観音様に蛇」の刺青を入れる
同年、組長と結婚、極道の妻に
ほどなくして離婚
20代前半で大阪北新地のクラブでホステスとして働く
幼いころから世話になっていた父親の友人と再会
いつまでも再起しようとしない堕落した生き方に激怒される
「あんたが道を踏み外したのは、あんただけのせいやないと思う。親も周囲も悪かったやろう。でもな、いつまでも立ち直ろうとしないのは、あんたのせいやで、甘えるな!いつまでこんな生活をするのや。今からでも遅くないから、もう一度、人生やり直してみ」
”自分と真剣に向き合ってくれる人がいる”、という事実に心動かされ再起を決意する!
ワンルームマンションに引っ越し、机を置いて猛勉強
中卒の学歴を乗り越えて、22歳の秋に宅建試験と司法書士試験に合格
近畿大学法学部通信教育課程に入学
29歳、最難関の司法試験に一発合格
その後、大阪市長から「子どもたちの気持ちがわかるだろうから、大阪の教育をやってほしい」との要請により助役(副市長)に就任
女性としては初、市役所外部からの異例の人事
副市長退任後は法律事務所に入所しながらも、龍谷大学客員教授に就任
現在は、弁護士として、イジメ・少年事件などに取り組んでいる
「耐えられない試練は与えられない、大事なのは心の持ち方。目の前の壁を「越えられる」と思うことから始めてみる。すると、ひょんなところから、アイデアが浮かんできたりするもの。どんな状況でも、前向きに考えるようにすれば、必ず良い結果になる」と語るのは、
梅田総合法律事務所所属
弁護士 大平 光代 さん!