野球のプレーにおける盗塁についてなんですが、盗塁というのは、足が速い人が上手いみたいなイメージがあるかもしれませんが、必ずしもそうでもないのです。足が遅いよりは速い方が良いです。ただ、足の速い選手がいても、あまり盗塁しない選手もいます。それは何故か?盗塁が上手くないのです。足の速さというのは、盗塁の必要な要素のうち、半分くらいではないでしょうか?残り半分はそれ以外のもっと別の要素が必要になってくるのです。それが上手さなんです。身体的能力が生きるのは半分くらいで、残りは技術面ということになります。足がそんなに速くなくても盗塁の選手がいますからね。例えば、巨人の片岡治大選手は50mのタイム自体はそんなに速くないです。彼の50mタイムは諸説あるものの、6秒3というデータもあります。6秒3というのは一般人からしたら速いでしょうけど、プロ野球選手の中では中の上くらいじゃないでしょうか?速いって感じはしません。それでも彼は過去に盗塁王を何度か獲っています。まさに足の速さだけではなく、技術面で盗塁を成功させている選手ですね。また、2014年シーズンでセリーグ盗塁王に輝いた梶谷隆幸選手はリードあまりとらないのだそうです。盗塁を積極的にする選手は総じてリードが大きいイメージがありますが、梶谷選手の場合はあえてリードを小さくしているのです。それは、どんな牽制がきても確実に帰塁できるようにしておくことで、盗塁のスタートが非常に思い切って切れるのだそうです。盗塁は、リードを大きくとって、良いスタートを切るというのが定石とされていますが、梶谷選手の場合は、リードを小さくすることにより、通常よりも良いスタートが切れる。そういう考え方によって盗塁王を獲得しました。これも技術で盗塁を稼ぐ1つの例になると思います。盗塁は本当に奥が深くて、モーションを盗んだりすると、鈍足の選手でもセーフになれたりしますから、本当に走力だけで決まらないというのが分かります。