朱子学の「天の心」解釈


草原を覆う空は果てしない広さです

その草原に風が吹きます

風は木々やくさぐさをあおぎ、その音がビュンビュン、ざあざあ聞こえてきます

自分の体や耳の横にも風は吹きます

体は風に煽られて、心の中にも風が吹き込んできます

そうすると、心のわだかまりはどこかへ飛んでいってしまい

残るのは日の前に干された白衣のようにさっぱりとし、空のように広くなった心だけです。


その広さは心の寛容さに、その白さは考えと行動の融通に繋がります。


どんなときもこのような大らかさと、止まらぬ天地の動きのような動きの融通性を忘れずに、普段の仕事に励みたいです。


参考文献