この前終了してしまった「哲仁王后」
なんと「番外編」が放送されたと聞いて、早速見てみました
番外編は1話30分で、全2話。
どういう内容かというと、本編には出てこなかったビハインドの・・・・撮影ビハインドではなくて、ストーリーのビハインド・・・ストーリーを、チェ尚宮(チャチョンファ)が案内役となって紹介する、というものです。
「宮では誰にでも秘密があるのです。
わざわざ明かすにはつまらなさすぎるけれども、隠されればちょっと気になる。
そんな秘密をひも解いて参りましょう」と言って。
それで、この番外編のサブタイトルは「竹林」
このタイトルを聞いただけで、視聴者は「ああ!!そりゃあいっぱい秘密が隠れてるだろうな!」ってピンと来ますよね~
分からない方はドラマで是非ご確認くださいね。
それがどういう秘密かと言うと・・・
例えばソヨン(シンヘソン)とウォンボム(キムジョンヒョン)の始めての出会いのシーンとか、その他いろいろなエピソードが・・。
その中の一つに、ヨンピョン君とキムビョンインがそっくり
って比べてるシーンがありました
つまりさあ・・・
私だけじゃなくて、区別がつかなかった人が多かったってことなんじゃない(笑)
やっぱり似てたもんね~
と、ちょっと嬉しくなりました。へへへ
それで・・・
このドラマ・・・
ご覧になった方はよくご存じだと思いますが、とにかくふざけたドラマなんです。
新感覚時代劇?ってことで、正統派時代劇ファンが見たら激怒しそうな感じ(笑)
その分、時代劇が超苦手な私なんかには逆に面白くて良かったんですけどね。
なので、番外編もやっぱりとことんふざけてたんですよー
いろんなドラマをオマージュ・・・と言うと聞こえはいいけど、とにかくいろんなドラマの名シーンをパクってる・・・していて、突っ込みどころ満載
では、この番外編「竹林」の内容と、どんなパロディがあったかをご紹介していきたいと思います
全部ネタバレですので、まだご覧になってない方はご遠慮くださいね
まずは、ソヨンと哲宗の出会いの場面から・・・
ここは、ソヨンが王妃に選ばれる前に、将来の自分の夫となる人の顔を見て見たい・・・と、宮で哲宗を待ち伏せする、というシーンです。
彼のスケジュールを調べさせ、行く先々で待ち伏せするのですが遠目だし、つも尚膳の邪魔が入ってちゃんと顔が見られない。
ところが、何気にソヨンが雨宿りをしていると、偶然哲宗がやってくる・・・。
とってもロマンティックなシーンなんですよ~
この時のシンヘソンとキムジョンヒョンが美しい
絶対韓ドラマジックにやられてると思うんだけど(笑)、ジョンヒョンがすっごく素敵に見えました~
で、これって「雲月」のパロだよね~、って思ったんですけど、よく考えたら違うのかな??
小説にはこれとそっくりのシーンが出てくるんですけど、ドラマでも出て来たっけ??
もうドラマの方をすっかり忘れちゃってるから分かんなくなって来ちゃった・・・
小説では、生まれて初めて女装をしたラオンが雨宿りしていると、偶然そこにヨンが駆け込んでくる・・・っていうとてもロマンティックなシーンがあるんです。
きっとドラマでも似たようなシーンがあったはず!
あったとも!
あったに違いない!(知らんけど 笑)
まっ、いろんなドラマに出て来そうなシーンですね・・・・ってことで。。
次はチョファジンのシーン。
彼女は物静かで、いつも蘭の絵を描いている優雅な女性としてドラマでは描かれていましたが、実は・・・
陰では「ハーレクイン」風の恋愛小説を書いていたんです!
例えば「男、男、良い男」なんていうタイトルの内侍と宮女の大スペクタクルロマン
その人気はすさまじく、その新作を手に入れると宮女たちは夢中になり大興奮
その中のセリフには・・・
「どうして言えないのだ?どうしてこの尚宮は私の尚宮だと、どうして言えないのだ?」なんてのがあるんですよ。
これは「パリ恋」のパクシニャンのセリフのパロですね。
他にも、マンボクが自分の胸にチェ尚宮の手を当てさせ、
「ここにチェ尚宮がいる」
って言うのもありました。
これは同じ「パリ恋」のイドンウクのセリフ。
で、この小説を書く時のファジンのペンネームがなんとチャウヌ(笑)
チェ尚宮はその名前を見て、
「名前を見ただけで目が洗われるようだ・・・」
と、うっとり・・
分かります。
あの顔を思い浮かべただけで、心が洗われちゃいますよね~
で、その後の場面では、マンボクが部下に足を押さえさせて腹筋をするシーンが。
「お前はいつからこんなに可愛いかったんだ?去年から?」なんて言いながら、部下の顔のギリギリまで自分の顔を近づける・・・
これは「シークレ」のヒョンビンとハジウォンの胸キュンシーンのパロですよね
そんなマンボクにチェ尚宮は
「この宮に入ってから、私が失くしたものは笑みだけではありません。
そんな私の心に火をつけたなら、何もかも焼き尽くしてしまうでしょう」
と警告します。
一方マンボクは
「俺はこの朝鮮の待令熟手(王宮料理人)。
火をつけさせたら朝鮮一!」
と言って、チェ尚宮のために料理を作ります。
その料理が「チェサングンラミョン(チェ尚宮ならば/チェ尚宮ラーメン)」。
王妃が前に作り方を教えてくれたラーメンです。
韓国語の「~ならば」と「ラーメン」は発音がどちらも「ラミョン」と同じなのでかけてるんですよ。
2人は仲良くラーメンをすすりながらイチャイチャしておりました。
・・・・ってところで1話終了。
で、2話の方はどうかな??
って思ったらこっちは案外普通で、何だかとってもよい話でした(笑)
つまんな~い(笑)
でも、番外編っていわゆる撮影のビハインドとか、今までの話をつなぎ合わせたものが多いけど、これは番外編用に全部新たに撮影されたものでした。
こういうのはファンには嬉しいプレゼントですね~
ただ、この番外編の予告をYOUTUBEで見たんですが、それが
「ドラマをずっと見てくれたファンへのプレゼントだと言いながら、番外編を見るにもお金を払わせるのか!」
って言う、自虐ネタで笑いました(笑)
このドラマはtvNって言う有料ケーブルテレビのドラマだったので・・・
・・・ってことで「哲仁王后」は全て終了ですね。
20話終了した時は寂しいなあ・・・って思ったんですけど、番外編を見終わったらなんかすっきりしたと言うか、区切りがついちゃいました(笑)
また次の面白いドラマを探さすぞー
おー