モヨンが一人で座っています。

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そして、あの夜のことを思い出しています。

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燃えていく写真を見ながら泣いているシジンの目を自分の手で覆い、

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「あなたも、これ、忘れて」と。

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それでも泣き続けるシジンでした。



シジンが来るのに気づいたモヨン。

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急いで涙を拭いて、
「私とコーヒー飲みませんか?
コーヒーは大尉が入れてくださいね。
外にいます」

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それを聞いて、微妙な表情のシジン。

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モヨンが待っていると、シジンがカップを2つ持ってやって来ました。

シジンがモヨンにカップを渡そうとすると、

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モヨンは受け取る代わりにシジンに抱きつき、

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「大尉が来る前、私は回診をしてたの。
ユン中尉の回復が早くて嬉しかったわ。
それから、髪をくくりたかったけど、ゴムが見つからなかったの。

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全部探したけど、一つも見つからなかったわ。
もともとゴムは消耗品だものね。
これから、こんなつまらない事を全部話すわ。
あなたとやってみるって言ってるの。
だからあなたも私のおしゃべりにつきあってね。
但し、一つだけ約束してちょうだい。
私に心配させてちょうだい。

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大尉が私の前にいない全ての時間を心配したり不安に思ったりすることは出来ないわ。
だから、本当に私が心配しないといけないような事が起こった時は教えてちょうだい。
例えば、デパートに行くと言ったら、大変な作戦なんだと思うことにするわ。
少なくともあなたが生死をかけて戦っている瞬間に、へらへら笑っていたりしたくないの」

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頷くシジン。

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「じゃあ、最後に一つだけ聞くわ。
私?祖国?
しっかり考えてから答えてね。
1回しか聞かないから」

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するとシジンは、
「とりあえずカン・モヨン」

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「とりあえず?」

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「1回しか聞かないって言ったから」

「それは、「とりあえずカン・モヨン」を聞く前でしょ?」

「2回聞いたらどうするの?」


「それでもカン・モヨン」

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「ホントに?
祖国は?」

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「祖国は嫉妬しないから。
ただ僕を信じてくれる」

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「ああ、どうしてこんな恋愛してるんだろ?
どこの男が、祖国が姑で、国家が舅なの?」

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「カン先生が心配するようなことは起こりませんよ。
約束します」

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「知らないわ」

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「綺麗だ」

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「それは知ってるわ」

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うーむ、この場面も、ものすごーーくロマンティックな場面だと思うんですが、何故かいつも笑いに持って行くんですよね、このカップルは、
そこが好きです(笑)

その8に続きます。