気をつけたい面談術 | 元営業マンの古賀芳郎が語るお仕事とOFFのヒント
 
 
 
 
こんにちは!
営業コンサルタントの古賀芳郎です。
 
 
 

オリンピックにテレビが占領されていて、スポーツイベントの持つパワーを改めて感じる今日この頃です。
 
 
 
今回のオリンピックは、12時間も時差のある国と言うか日本とは丁度地球の裏側になる国でやっていることも有り、物理的な距離が一番遠い国のひとつなのですが、それを感じさせない放送技術の凄い進歩を感じました。
 
 
 

画面で、こちらと向こうの会話の時間差が大きく出て来る映像を見て、“まるで地球の裏側でやっているような”と言う表現があります。今回はまさに地球の裏側でやっているのですが、本当にそれを感じさせない映像が多かったように思います。
 
 
 
今の衛星中継は通信スピードが速いのかもしれませんね。
 
 
 
世界の超人たちの集まりの中で、日本の若きアスリートたちの活躍に毎日感動させられていました。
 

そして、日本の選手の中にも“モンスター”を感じさせ、『世界の憧れ・目標』とされている選手が何人かいることも知りました。
 
 
 
私はもともと“運動オタク”ではないので、野球・ゴルフも含めて付き合い程度ではやってきましたが、今はテレビを見ることすらあまりしなくなり、せいぜい観るスポーツと云えば、大相撲中継くらいでしょうか。
 

そんな私でも今回のオリンピック中継は結構気になって、軽薄なマスコミと同様に結果を追いかけ、一喜一憂する毎日を過ごしました・笑。
 
 
 
彼らの“ひたむきな努力の日々”と“ど根性”に改めて拍手したいと思います
 
 
 
 
 
そんな中で気になるのは、アナウンサー・レポーターの選手に対する『今、どんなお気持ちですか?』って、バカのひとつ覚えのような、アホな質問ですね。あれ何とかならないのでしょうか?
 

ハッキリ言って、多分質問者の“勉強不足・インタビュー能力のなさ”から来るものがほとんどなんだと思います。少しは聞かされている私たちレベルよりは、気の利いたことを聞いてほしいですよね。あれでは、ゴシップ紙の記者・ただのやじ馬と変わりませんよね。
 
 
 

アナウンサーやキャスターの古手の男性アナの、上から目線的とか・失礼になれなれしい態度で質問する人(以前いた○○××太とか、ボス気取りの大御所風芸人)が不快ですが、あのやじ馬インタビューもやめてほしいものです。
 
 
 

こうした話は、実際営業の分野でも同じだと思います。
 
 
 

これは以前にもお話していますが、営業相手と面接(インタビュー)する時は、相手のリサーチを事前にきちんとしていくのが必要です。と言うか礼儀でもありますね。
 
 
 
前出の“考えの無い質問”をする出張アナウンサーになってはいけないのです。
営業の仕事の場合は、ふつうきちんと調べると思うのですが、ひょっとすると件のアナウンサー達はあれが、“インタビュー”だと思ってないのかもしれませんね。多分、上司から“コメント取って来て!”って言われているだけなんでしょうね。
 
 
 
まさか、営業では相手から“意味不明のコメント”だけいただいてもダメですね。
 

なぜ相手から話を引き出すかと云えば、営業の場合は取引を成立させるために、“こちらの意思・思い”を伝える事と、それにつながる情報を引き出すことが必要だからです
 
 
 
また、上から目線の横柄な態度と相手に感じさせるインタビューも営業では、大きなマイナスになります。それを黙って聞いているようでは、何か弱みでもあるのかと、却って相手の信頼性を疑わねばなりません。
 

相手がこちらとわざわざ時間を取って面接に応じてくれた理由は、少しでも耳よりな情報があるのかと期待されているわけですから、聞いていて『こいつ!ナニサマやねん!』と思われたら終わりですよね。
 

こうして、テレビのアナウンサーたちの立ち振る舞い・発言を営業的な側面から見てみると
相当おかしいことが分かりますが、営業する立場からもこんなことに陥らないようにすることが、必要だなと改めて反面教師を見つめる思いです・笑。
 
 
 

今回は、ぼーっとテレビを観ながら、インタビュー下手のアナウンサーたちの仕事ぶりに、折角のオリンピックの高揚感に水を差されて、ちょっと気がつかされました。
 
 
 
なんか、“ボヤキ漫才”のようになってしまいましたが、、、
それでは、今回はここまでにします。