営業へのハードル | 元営業マンの古賀芳郎が語るお仕事とOFFのヒント



おはようございます!
歴史好き営業コンサルタントの古賀芳郎です。







寒がりの私ですが、冬と云う季節は嫌いでは
ありません。




衣食住に亘って、人の生活の中で夏よりも
冬の方が生活にバラエティがあるような
気がするのです。




文明も寒い方が発達して来た歴史があります。



と色々云いますが、要するに“コタツ好き”
なのです。





今もコタツに入って、みかんを剥きながら
これを打っています。



しかし、大敵も多いですね。



代表的なものが“風邪”です。


ここ3~4日も風邪で臥せっていました。


本当に久しぶりに微熱を発して、起きていると
気分の悪さとめまいがして、本格的な病人に
なりました。




なぜ微熱かと云うと、10歳ころにいつも高熱を
発するので、近所の耳鼻咽喉科で“扁桃腺”の
切除をしてしまったので、熱を発する前に体調
が悪くなる質になってしまいました。



ご存じのように、“扁桃”は鼻や口から気管や
肺に侵入する病原体やウィルス、細菌に
対しての防御機能を持つ人体器官です。




それで、私にとっては微熱を発すること自体が
体の中に“風邪のウィルス”が侵入した証拠
なんです。



熱を発する現象が人間の体の防御機能だと
すると、結局あの“扁桃腺切除”は
何だったんでしょうか?



私のような人間は一年中外出時には芸能人の
ようにマスクをしないと、扁桃腺がない分
のカバーが出来ないのかもしれません。





思えば、10歳前後は病気のオンパレード
でした。



扁桃腺切除、法定伝染病感染により3週間も
隔離入院と両目トラコーマで手術と
続きました。



トラコーマは瞼の中にぶつぶつが出来る
結膜炎ですが、今調べると点眼薬や軟膏


による治療とあり、私が痛い目にあって
手術をしたのは、何だったのか
と思いますね。




私には、後遺症があって、手術時に目の
中に注射を打たれたのですが、その針先
が記憶に残っていて尖端恐怖症に
なっています。



とにかく尖ったものをまともに見れません。




ですから、雨の日の車の運転が苦手でした。



ワイパーの先が目に入って目が開けてられ
ないのですから、本当に危険でした。



扁桃腺から変な話になりました。




冬の話です。



初冬になると、木枯らしが吹き始め絵に
描いたように自宅前で落ち葉を燃やす
家がどこにもありました。


そして、生垣にはなぜか今はあまり見られなく
なった“さざんか”が多かったのです。




さざんかの花と落ち葉焚きは私の初冬
の風物詩ですね。



カラオケであの大川栄策の『さざんかの宿』が
流れると想定される温泉宿の風情ではなくて、


私の頭の中には落ち葉焚きの傍に青っ洟を垂ら
した子供たちが屯する、“三丁目の夕日”的
風景が拡がって思わず苦笑してしまいます。




やはり冬の方が、色々思い出が多いような
気がします。




冬と言っても晩秋から早春まで幅が広い
ので、特に私は北海道在住が通算で10
年以上に及ぶので、冬のイメージは
半年位続きますね。





では、冬の話はこのくらいにして、営業の
話をいたしましょう。







“営業が苦手”をどう克服したらよいか?
と云う話ですが、、、




前回はまず、社会人になって大企業でも営業職
は不人気で敬遠される傾向が強いのですが、


その理由として、


①出世が遅れそう


②議論が苦手な日本人である自分の
性格的に合わない



と皆考えているのが理由だとお話しました。







理由はいろいろ言ってますが、やっぱり
“苦手意識”が伝わって来ますね。




“苦手”、、、



とは云うものの、“営業”抜きにして事業は成り
立ちません。



以前からお話していますように“営業”とは
“ビジネス”・“事業経営”そのものですから、
これを誰かに頼めば、その瞬間からあなたは
ビジネスマンではなくなります。



では、この最初に誰もが直面する精神的な
“営業の壁(苦手意識)”を乗り越える
にはどうしたらいいのでしょう?



この前、フィギュアスケートのグランプリ
シリーズで日本の羽生結弦選手が“神業”


を世界に披露していた時に解説の方が
『後半はさすがに疲れの見えた羽生選手が


かなり難しいポジションからジャンプしても
成功させていた』と語り、この“神がかり”の
本質を述べていました。



これは猛練習に裏打ちされた“自信”が
少々無理なポジションでも成功させて
させてしまうことを話していたのです。




これが営業の初見、初プレゼンの場合では
どうでしょうか?




ここでは自分のして来た“準備”が自信を
生んでくれます。


どんな場面でも“プレーヤー(演者)”は
“ゾーン”に入っていれば、オーディエンス
(お客様)を納得させることが出来ます。



私のとある師匠は“古賀さぁ~ん、大事なこと
はリサーチ、1にも2にもリサーチです!”と


言われてましたが、これはこのビジネスの
リサーチが充分に行われていれば、どんな
場面でも自信を持って対処出来ることにも
通じる話です。




結論は単純な話となりますが、準備さえ
しっかりしてあるのならば、とにかく


“やってみなはれ!”と経営の神様の
故松下幸之助翁はおっしゃってます・笑。





やはり失敗の上に成功があるのだろう
と思います。



最初から上手く行かないことを恐れて、
動かないのでは、何も出来ませんから。




それから、毎回云いますが、“雑談”の
ススメです。





リラックスして平常心を保ち、仕事の“ゾーン
に入った取り組み“をするには、一見正反対
の話のようですが、雑談から入る
のがよいです。


人間って例えば、相手が有名人だとすると、
相手が何を言っても相手のペース
に呑まれています。



売れてる芸人が面白くもない話をしても
観客は笑いますが、人気のない芸人は
面白いことを言っても場合によっ
てはスベッてしまいます。




認知度がちがうんですね。




営業マンもこれなんですよね。

あなたがいくだけで、お客さんの顔が


明るくなり、ヘタな話でもなんでも
聞いてくれるようになります。




この辺りがどうも営業トークの
“肝”のようですね。





次回はこの辺りの話をもう少しやって
みましょう。





では、本日はここまで!