あなたはお客様に寄り添っていますか? | 元営業マンの古賀芳郎が語るお仕事とOFFのヒント



おはようございます!
歴史好き営業コンサルタントの古賀芳郎です。





東京も朝晩の気温が下がり始めて、まだ初秋に
掛かり始めたばかりの時期のはずがもうすっかり
秋本番、晩秋の気配さえ漂い始めました。




街路樹でも落葉が落ち始めたものもあり、
今年の冬はどうなるのか心配に
さえなります。



植物男子ベランダ‐の私ですが、ぼーっと
していたら、もう冬の準備をしなくてはいけ
ない状態です。



感覚的なものだけでなく、いつもなら11月に
入って後半から枯れ始める“釣りしのぶ”の
シダの葉がもう変色し始めているのです。



“釣りしのぶ”は12月に入るとすっかり葉が
落ちてしまうので、そのまま新聞紙にくるみ、


水分をたっぷりやっておいてからラフに
ビニールに包んで室内で
放置越冬させます。




“そんないい加減な”と思われるかもし
れませんが、これでもう3回越冬
させています。




3月末か4月上旬に外へ出してやると
すぐに芽吹いて夏にはいい感じに生え
揃い、風情のある姿を見せてくれます。




それがです、例年より1か月早く初冬
の姿を見せているのです。




“やっぱり今年はおかしいなあ”と植物
が教えてくれているようです。



まだ来春のプランを決めていないので、
どうしようかと思っていたら、ゴーヤを
手仕舞ったプランターからなんとジャガ
イモの芽が顔を出しています。



そのプランターには春の花がいいのですが、
今回はジャガイモに居座られるのかも
しれません・笑。



今年のゴーヤはコガネムシの幼虫に根が
食い荒らされ、天候不順もありさっぱり
育ちませんでした。



毎年毎年我家の小さな自然も変化を続け
ています。


世の中の変わり方も激しさを増している
ようです。しっかりと見据えて、


よく考えて行動を取っていくようにしな
いといけないですね。




荒れたプランターを見つめながらそんなことを
考えていました。






さて、営業のお話をいたしましょう。



前回は、営業マンになるという事は多くの
人と知り合えることで、これを苦手と考え
ているかもしれませんが、たくさん人と


会えることを喜びにするように自分の
考え方を変えていけばこの問題は解決
しますよとお話しました。





今回は、基本的なものの考え方について
お話しましょう。




世の中には、要らない人などいないのです。


うまく出来ないからと言って自分を貶めること
はありません。



出来ない自分に腹が立つのかもしれませんが、
だれでも最初は出来ないのですから、まず

やってみて、そのこと(人と会う事)を好きに
なってみることで状況は一変します。




このハードルが乗り越えられれば、後は
販売技術を磨くだけです。






このハードルを乗り越えずに成績を上げる
営業マンがいますが、これはダメです。



お客様の信頼を得るには、自分にうそが
あってはいけないのです。



うわべだけ合わせていても、必ず見破られ
ますし、自分もストレスが溜まって行って
どこかでパンクします。



“愛想笑い”は続きません。大きく売上高
を伸ばすには、顧客に寄り添える営業マン
でなければいけません。




世の中には昔から、営業マン・商人は人を騙
してモノを売りつけて儲けていると云うとん
でもない誤解がかなり蔓延しています。



私の母は商家の出身でしたが、なぜか商売人は
口が上手くて人を騙すくらいでないと成功しない


、おじいさんは人がよくて騙されてばかりだった
から成功しなかったのだと折に触れて
話しておりました。



もし、おじいさんが母親の言う通りの人なら、
多分おじいさんは、ひとの云う事ばかり聞いて
いるのが、“お客様に寄り添う事だ”と勘違い
していたのだと思います。



最近、とある師匠のセミナーを受けている時に、
自分の商品を顧客に売る場合に、これは顧客に
大きな価値をもたらすものであるから、



もしトークがヘタで上手くこの商品の良さを
伝えられなくて購入してもらえないとしたら、
それは顧客に大きな損害を与えて
いることになる。




と、、、


多少強引に思える論理をお話になっていましたが、
これと同じ意味の話を違う先生からも聞きました。



それは、コンビニのPOSなんかで売れ筋商品の
チェックをして、売れないものはすぐに売れる
商品に入れ替えるという事が起こります。



しかし、この商品は売れてないけど売れない
商品なのかと云うと、そうではなくてこの商品


の良さ・価値が買い手に伝えられていないから
売れないと云う風に考えを変えるべきだと
提唱されていました。




つまり、この世の中に売れない商品は存在しない
とおっしゃるのです。




ちょっとこれは“虚を突かれた”感じでしたが、
よく考えると、とある師匠の話されたことと
どうもつながっているのですね。



お客の側に立って・寄り添ってモノを考えて
行くというのは、その商品の価値を伝える
やり方をよく考えることだと思い当たります。


このあたりに営業トークの“肝”があるようです。


トークばかりでなく、お客様にモノを買っていただく
ことの“本質”がここにありますね。





では、本日はここまで!