鑑真和上の故郷、江蘇省揚州へ行きました。
揚州には行ったことがありますが、今回の江蘇省人民対外友好協会70周年記念事業で友好団体の皆さんと一緒に行き、とても勉強になりました。
南京から車で1時間半、みなさんもぜひ揚州に行ってみてください。

【揚州大明寺】
コロナの時、日中両国がマスクを送りあった助け合いに感動して「風月同天」という曲を書きました。
「山川異域 風月同天」は鑑真さんの渡日のきっかけになった漢詩で、1300年以上つながる日本と中国の心の交流です。
今回、鑑真さんが住職をしていた大明寺で、日本に留学していたお坊さんの日本語の説明を聞きました。
長屋王から「山川異域 風月同天」のメッセージが届いた時、お弟子さんが誰も行く人がいなくて、自分が日本へ行くと鑑真さんは言った。5回失敗で海南島へ流され、親しい人が亡くなっても、目が見えにくくなってもあきらめず、6回目で日本に渡って、仏教、建設,食べ物,医療,文化など様々なものを日本へ伝えました。
改めて感動して合掌しました。
















【淮揚料理】
揚州炒飯がとても有名ですが、中国四大料理の淮揚(淮安・揚州)料理は、とてもおいしくて日本人の口にも合うと思います。
新鮮な食材とコックさんの素晴らしい技術の融合。
豆腐の細切りスープには感動しました。獅子頭という肉団子スープ、河のフグ、双子の卵、楊梅など、人民大会堂でも出される料理です。皆さんもぜひ本場で食べてみてください。













中国淮揚菜博物館では揚州炒飯体験もできます。



【痩西湖】
揚州は昔から豊かな街です。長江の貿易で栄えた塩商人の豪邸が公園になっていたり、痩西湖という素敵なところで舟にも乗りました。