南京に住んでいる日本人、竹内亮監督のドキュメンタリー映画「劇場版 再会長江」が4月12日から日本全国で公開されています。
彼の夢だった全国公開、その初日の朝に名古屋で舞台挨拶があって応援に行きました。
 
竹内さんとは5年前に南京で会いました。彼はコロナの最初、南京の最新コロナ対策や武漢の人々が懸命に生きる様子をドキュメンタリーで発表して、世界から評価されました。
日本のコロナが大変になった時、日本を支援したいと連絡をくれました。彼の「風月同天」の心に感動しました。
 
再会長江の映画は、観光客がいないコロナ禍に撮影して、長江流域のとても美しい自然、人々の生き様が描かれています。
下流の上海から源流のチベットまで、張濱も行ったことのない場所、貴重な映像で感動しました。
 
中国は長江を境に北方と南方といいます。
「江南春色」という二胡の名曲がありますが、江南とは長江の南、ちょうど江蘇省南京あたりを言います。
中国はとても広いので、長江流域と言っても東から西まで6300キロ。それぞれの場所で文化も習慣も違いますが、人々は美しく生きています。
 
日本人の竹内さんが見た中国を、多くの日本の人たちに観てほしいと思いますし、二胡の生徒さん、中国語を勉強している皆さん、竹内さんのような中国で頑張っている日本人がいるということを知ってほしいと思いました。
 
名古屋は伏見ミリオン座で公開中ですので、皆さんぜひ出かけてください。