5月3日と10日、二週続けて、愛知大学現代中国学部の2年生200人に、「中国民族楽器 二胡」「二胡を通じた日中交流」のテーマで特殊講義をしました。コロナが始まって留学ができなくなってから2年連続オンラインで授業しましたが、今年はついに初めて対面でした。
1回目は張濱の演奏、2回目は桜二胡音楽会にも参加してくれた愛大二胡部の皆さんの演奏もありました。2回に分けて講義とすべての学生に二胡体験をしてもらいました。
演奏する学生たちを見ていると、1999年の留学研究生時代、紹介されて1年間愛知大学二胡部のボランティア指導にに行き、真剣で熱心に二胡を勉強している学生たちに感動した時のことを思い出しました。この1年間の実践と学習に研究などを加えて、私は二胡の日本での着陸点を見つけて、2000年12月に日本政府が初の中国二胡芸術家ビザを発給してくれました。ボランティア活動は時々あなたに新しい啓発を与えます!愛知大学の皆さんありがとうございました。
 
今回の授業で学生たちから届いた感想にとても感動します。これからも頑張ろうと思います。エネルギーをいただきました。ありがとうございました!

「ひとつの楽器で中国、日本双方の心を動かし、日中友好を実現できているのは本当に凄いと思いました」

「国と国を繋ぐのは大きなものでなくても、二胡のような楽器ひとつでもできるんだとわかった。張濱先生のように何かで架け橋になれるような人になりたい」 

「二胡が国境を超えて親しまれ、中国の音楽文化が日本を潤していると強く感じた」

「張濱老師がここまで積み上げてきた努力と勇気が素敵すぎました。私も目標を成し遂げるためにがんばります」

「小学校を訪問して交流していると知り、子どもたちがこれからの日中関係に大きな影響を与えてくれるのではないかと思った。二胡で日本の子どもたちが中国に興味を持ってくれるといいなと思った」

「人々の触れ合いが難しいコロナ禍で、演奏者も聴衆側も、日中両国が互いに思い合い心を通わせるきっかけを創り出せると感じた」