先日、岐阜の日中友好庭園に行きました。とても素敵なところです。
いまから30年前、岐阜市と杭州市の友好提携10周年の時に作られた公園で、西湖をイメージした池や、杭州から送られた門があります。空気もきれいで、山が美しくて、雰囲気がとてもいいです。
ここには、「中日両国人民世世代々友好下去」と書かれた石碑があります。
中日両国の人々は、世代を越えて友好がつながっていくというメッセージ。1972年、日本と中国の国交が正常化する10年も前に、杭州の当時の市長さんが送った言葉です。岐阜の当時の市長さんは「日中不再戦」という字を送って、杭州の公園に同じように石碑があります。その後、1979年に正式に岐阜市と杭州市は友好提携を結んで、今年はちょうど40周年になります。
私は、1992年に日本に来て27年が経ちました。日本に来ることができたのも、これまで日本で楽しく人生を送ることができたのも、日中友好のおかげです。人生の先輩たちがそういう道を作ってくれたことに感謝します。これからの未来も、子どもたちにも中国と日本の交流を続けて、たくさん思い出を作ってほしいです。引っ越しできないお隣の国、同じお箸の文化、漢字の文化ですし、ずっと仲良しでいってほしいです。
11月15日、岐阜市文化センターで、岐阜市杭州市友好都市提携40周年記念コンサートをさせていただきます。現代の私たちの日中友好のメッセージを二胡で届けたいと思います。
みなさんも、ぜひ一度岐阜公園、日中友好庭園に行ってみてください。