江蘇芸術家代表団のみなさんから、和楽器と交流したいというリクエストがあり、7月9日、日中文化協会とチャン・ビン二胡演奏団の共同開催で、和楽器との交流会をやりました。
ご縁のある尺八と箏の奏者の皆さんに和服で演奏していただき、楽器の説明もしてもらいました。
江蘇芸術家代表団は、笛の国家一級演奏家 謝継群先生の解説で、琵琶、笙、中阮、古箏、笛、二胡の特徴を紹介いただき、個別演奏、合奏なども披露してもらいました。
尺八も箏も中国から日本に伝わりました。
ここで、中国と日本の尺八が並び、吹くところの形や穴や音色の違いなど、とても興味深い説明を聞くことができました。
日本の尺八の楽譜に江蘇芸術家代表団の皆さんは興味津々、これはいまは中国ではなかなかなく、昔は使われていた記譜でした。日本でこのような楽譜を見ることができ、皆さんとても感動していました。
古箏と日本の箏は、絃の本数や爪が違います。演奏の仕方も違うようです。箏奏者の方のご厚意で、江蘇芸術家代表団は日本の箏を体験し、感激していました。すぐに「さくらさくら」を演奏、その様子を微信にアップしていました。
このような楽器は、唐の時代に日本に伝わったと言われています。長い間、日本の人々は大切に育み、継承してきました。長い時の流れと多くの人の情熱。いま私たちが音楽に親しむことができるのも、そのおかげです。感動です。
二胡もまた、現代の日本でとても親しまれている楽器です。箏や尺八が歩んできた道のように、二胡もいま、日本で歩み続けています。日本の尺八、日本の箏、日本の二胡。チャン・ビン二胡演奏団は、日本の二胡を披露しました。
終わってから、お菓子タイムで、いろんな話ができたようです。素晴らしい時間でした。
このような芸術交流をこれからも続けていきたいです。ご協力の皆さん、ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。