11年前の今日 2005年6月13日。

愛知万博EXPOドームで、二胡史上初の国際博覧会二胡大合奏をした記念日です。
あのステージからチャン・ビン二胡演奏団が生まれました。

その映像が、今年、国立国会図書館のアーカイブ資料、国の資産として保存されるという連絡を頂き、本当に名誉でうれしいことです。


あれから11年たって、日本で二胡の知名度はとても上がって、日本の多くの方が二胡を学んで、日本の二胡が振興しています。

10年以上続けている方、とても上達しました。
引っ越ししても二胡を続けている方、逆に続けられなくなってしまった方。
さまざまな事情で、二胡をお休みされている方。
いろんな方がいらっしゃいますが、一人一人が通ってきた、日本の二胡の道です。
お休みされている方は、ぜひまた二胡を出して触ってみてください。

これからも時間をかけて、日本の二胡が育っていくように、みなさんと一緒に盛り上げていきたいです。

着物や書道やお茶の文化も、むかしむかし、大陸から命かけて伝えた人がいて、
それを島国日本の人たちが大切に育てて、いまは日本の文化になって、
大陸にも日本文化として紹介されたりします。

二胡もそんな風に、育ってくれたらと願っています。

応援くださるみなさんに感謝いたします。

張濱