今日は中国の旧正月です。
私が生まれたところは、昔、満州国と言われた、東北地方の遼寧省です。
大晦日の日は、おいしい料理をいっぱいの数作って、
爆竹をたくさん用意します。
夕方から、ご飯を食べて、そのあと子供たちは新しい服を着て、爆竹を持って近所に遊びに挨拶に行きます。
大人は、おいしいのおちゃ、つまみと、マージャンする人も結構います。
奥様たちは、家で、餃子の具を手作りで用意します。
夜11時前には、家族そろって家にもどって、
花火を全部持ち出して、11時半から、花火を外に持っていって、お神様を花火で迎えに行って、
花火はだいたい15分から20分くらい。
11時半から12時の間は、花火の音が大きくて、電話もテレビも聞きにくい状態になっています。
それで、花火して終わってから、家へ帰って、出来立ての水餃子を、神様と一緒にたべるそうです。
神様はそのまま家に3日間一緒にいます。
正月の2日目の夜に、もう一度餃子を作って、花火を少しして、
お神様ともう一度一緒にたべてから、お神様をお送りします。
基本的には1ヶ月間お正月の期間です。
これはあくまでも東北の習慣です。
上海は、「金元宝」に似たワンタンを食べるそうです。
他にもうどんを食べるところもあるそうです。
私も、昨日夜、餃子もワンタンも食べました。
そして今日は、中国のお友達に新年の挨拶の電話をしました。
いま、中国の風習は、正月の大晦日のときは、いくら遠くてもなるべく時間をとって、
両親や兄弟と一緒に過ごすことになっていますが・・・・・
しかし
チャン・ビンは10何年間、その大晦日は日本で送りました。
もしできれば、来年の大晦日の日は中国にいるようにと、考えています。