スプリングバンク蒸溜所が運営しているスプリングバンクソサエティ。
2月17日に六本木のブリュードッグで、会員向けにテイスティング会が開かれた。
現在、秩父ウイスキー祭に参加するため、蒸溜所のセールス担当者が来日している。
それに伴っての開催ということで、日本での初開催に至ったという。

チケットを購入していたが、数日前に英国で発売になった2024のローカルバーレイが出ないかな?と淡い期待を抱いて参加した。
さすがバンクソサエティ、やはりファンが飲みたいものをわかっていて、それも提供してくれた。

加えて過去のソサエティボトルと、これから発売になるプロパー品2種のサンプル、計6種が提供された。
提供されたのは以下のボトルで、この順番に飲んでいった。


■ヘーゼルバーン 2007.12ー2019.11 ソサエティ向け 11年 リ・チャード・バーボン・ホグスヘッド 54.2% 1314本

■ヘーゼルバーン 2007.12ー2018.3 ソサエティ向け 10年 リフィル・ソーテルヌ・ホグスヘッド 55.9% 846本


■スプリングバンク 12年 カスクストレングス 2024リリース 57.7%(サンプル)

30%シェリー 70%バーボン。

■スプリングバンク 2010.6ー2023.12 ローカルバーレイ2024リリース 13年 54.1% 60%バーボン 40%シェリー 8400本





■ロングロウ 2001.10ー2022.8 ソサエティ向け リフィル・バーボン・バレル 20年 47.9% 1488本



■ロングロウ レッド 7年 2024リリース 57.1% サンプル

4年バーボン 3年赤ワインカスク(バーガンディ)

個人的には一番いいと思ったのはスプリングバンクのローカルバーレイ13年。
ネガティブさのない、かなりフルーティーなスプリングバンクで、熟成感もパワーもありとても気に入った。
もはや買えないと諦めているので、ソサエティで抽選があれば参加したいと思う。

なお、ソサエティは現在は新規の会員募集を停止しているらしい。
再開の見込みは未定だということで、既存の会員を大事にしているのが伝わってきた。
ますますこの蒸溜所が好きになったし、近いうちに訪れてみたいという気持ちが高まった、いいテイスティング会だった。