ウイスキーフープが選んでボトリングしたグレンバーギ。

ウイスキーフープとは、2014年に発足し、2015年からリリースを開始した会員制ウイスキーソサエティー。
曽根物産の坂本憲一郎氏を代表に、東西の見識あるバーマンが選定した樽を頒布形式で会員に届けています。

会員はbarがメインですが、個人会員も一定数いて、私も縁あって入会させて頂いています。

インディペンドボトラーの巨人、ゴードン&マクファイル社(以下G&Mと表記します)のストックから選ばれた1997ヴィンテージのグレンバーギ。

グレンバーギはバランタインのメイン原酒の1つを担っている、スペイサイドの蒸溜所です。
親会社はペルノリカール社。

このボトルは裏ラベルのテイスティングノートにもあるように、パイナップルやパッションフルーツの香りや味がする、トロピカルなフレーバーが話題になりました。

リフィルですが影響の強いバレルのスパイシーさや、高いアルコール度数にマスクされていますが、トロピカルフレーバーといっていいと思います。

樽の際だった個性が味わえるのがシングルカスクの魅力ですし、このボトルはそれが強く感じられたためかすぐに売り切れてしまいました。

グレンバーギ、このヴィンテージ、しかもG&Mでこのフレーバーという意外性。
やっぱりウイスキーは面白いです。


【Good/Verygood!,interesting】