静域高原が好きなんだ。きっと、電波が届かないから。誰かの悪意すらも、ここまでは届かない気がする。自分の人生は、自分だけのもの。誰にも奪わせてはいけない。誰にも、踏み入れさせてはならない。君が感じたすべての感情は、なにも間違ってなんかいない。君の心を押し潰そうとするものすべてに、君の存在を無垢に扱うものすべてに、「否」を突きつけよう。どうか、自分の自由を、何よりも大切にしてほしい。