この数ヶ月は表題のことばかり考え、地道に行動してきました。

そして先日、ようやく真剣な話合いを持つことができ、一定の成果を得ましたので久方ぶりにアップ致します。

まず、組織の証人である母に染み込んで離れない、厄介な盲信は以下のポイントに整理できました。

1、統治体や長老は聖霊に任命され導かれている。

2、エホバが用いている組織は他にない。

3、よって何があっても絶対に組織から離れない。


話合いで大切なことは、こちらの意見を主張し「組織は間違っている」と述べることなく、事実を提起し推論させることでした。
(神権学校のノウハウです^^;)


1については、児童虐待についての報道とそれに対する統治体の対応を伝えました。そして、被害者の母と女の子の想いに感情移入させ、自分だったら?を考えさせました。更に、このような卑劣な犯罪を隠したまま何年も組織の主要な立場につき、何度も長老に任命されていること事実は何を示しているかを考えてもらいました。
(他にはブルガリアの件や国ごとに異なるダブルスタンダードについても話しました)

母は、「聖霊が任命」の教理が誤りであることを悟りました!

しかし、2の壁がありました。

「でも、他にエホバの名を宣明する真の組織はないじゃないの!他にあるとでも言うの⁉」という具合です。

ここに至っては、組織の「BC33年以降油注がれた者は常に存在した」という教理を引き合いに出し、使徒ヨハネ没からラッセルまで組織が存在していなかったことを伝えれば比較的簡単でした。


母は、真の組織はどれかという視点を切り替え、エホバに是認されることに組織の有無やそこに属すか否かは関係ないことを悟りました!

そして3。

ここは今すぐ組織から離れさせることを目的にしていなかったので、仮の話で展開しました。

「もし、今後万が一お母さんのエホバを愛する良心が、組織を訴え出したら、エホバが悲しんでおられる、エホバがこれを是認しているはずがないと思えることが起きたらどうする?」

母は、その時は組織を離れると宣言しました!


母がすぐに行動を起こすことは期待しませんが、組織に陥れられ無思考になった永久凍土がとけ出したのではないかと思います。


今後も母のみならず、大切な友たちの目を組織からエホバに向けていきたいと考えています。