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ZEUSR ~ZERO EVAS~

人類の進化に隠された本当の真実は、伝説によって解き明かされようとしている

2015年3月4日水曜日

昨日は勘違いして学校に行ってしまったが、親も親だ。

何で気がついてくれなかったんだろう。

いつもの調子で「愛、気をつけて行っといで、最近はぶっそうだから寄り道しないで早く帰っておいでね」

は、ないだろう。

まあ過ぎた事は仕方がないとして、今日はクラスメイトの森下ひとみ、それに昨日の夏樹の3人でちょっとした女子会をやる事になった。

女子会と言っても、ファミレスでドリンクバーのみで1日過ごすという、お店からしたら迷惑な連中なのかも。

ファミレスまでは家の近くにあるバス停からバスで15分程行って、そこから歩いて5分の所かな。

「おまたせ、遅れてごめん」

夏樹もひとみも一足先に着いて席を陣取っていた。

「愛はいつも遅刻ぎりぎりだよね」

と、昨日恥ずかしくもなく休校を間違えて登校してきた夏樹に言われた。

「それを言うなら、時間通りに正確に来る人とでも言ってくれないかな」

「まあ2人共、今日は楽しい女子会じゃない。楽しくやろうよ」

と、ひとみが私と夏樹にオレンジジュースを持って来てくれた。

「じゃ乾杯」

3人の息が合うのは、この乾杯の時くらいかな。

くだらないお喋りを4時間程した頃に、夏樹が突然言い出した。

「そう言えば愛って、昨日もそうだけど駆け足で全力で走った時とか、怒って興奮した時なんか必ず目の色が濃いイエローになるんだよね」

「もともとイエローなんだろうけど、何処の国のハーフだっけ?」

その言葉にひとみが、

「そう言われてみれば、綺麗な濃いイエローになるよね」

「これって興奮で目が充血して濃くなるのかな?」

そんな2人の会話に

「興奮するたびに鏡をみてる訳じゃないから、よくわからないよ」

「以前は言われた事が無いし、最近になって言われる事があるかな」

「そう言えば話は変わるけど、昨日変な夢を見たんだよね」

私のこの言葉を聞いて夏樹が興味深そうに

「その夢って、まさか彼氏に告られた勢いで愛が彼氏をぶん殴った夢かな?」

「夏樹、そんな現実的な夢じゃなくてさ」

「なんか分からないんだけど、何処までも続くゴツゴツした岩の上を歩いていたら、突然空から物凄い強い光が降りてきて」

夏樹とひとみが私の話を聞いてる途中で

「よくある夢じゃないの、夢らしい夢だよね、その後びっくりして目が覚めたとか」

あきれた顔で私を見ている2人に、、

「なんかうる覚えなんだけど、その強い光の中に人影が見えたんだよね、それが妙に気になってさ」

「その人影、私に何か言ってたんだよ」

この時は、この夢がこれから起こる出来事の始まりだとは気づかなかった。