治癒への道 ~ (SIBO、慢性疾患)個人体験ノート パート2
SIBOを患う
つかの間の無痛期間とケトジェニック・ダイエット
貧血がひどかったので体力回復のために、たんぱく質中心のケトジェニックダイエットに近い食事をしました(炭水化物や糖類を制限した人がリュウマチから快復したとネットの情報からのものを参考にしました)。10㎏以上の体重減少と貧血にはまずタンパク質が必要と思ったのです。卵は多い時は一日に3~5個のペースで摂っていました。ケトではオイルも欠かせないのでこれも大量に摂っていました。ところがそのうち、関節の痛みが戻ってきて、夢のような時間は消え去ってしまいました。それ以上に今度は、関節の痛みがどんどん悪化して、それまで炎症が起きなかった手指の関節まで腫れ、経験したことのない痛みがやってきて非常に戸惑いました。思わぬ病状の悪化で私は何が原因なのか非常に混乱していましたが、必死に調べているうちにSIBOを自分で治療回復させた人の体験談に重金属のデトックスが重要であると書いてあったのを思い出し、そこからたどってさらに調べていくうちにアンソニーウイリアムズ氏の記事に出会ったのでした。(☞:「断食についての真実」:「ケトジェニック・ダイエットについての真実」:「フルーツ恐怖症」:「レクチンについての真実」:「あなたはいつもお腹が空いていますか?」)
メディカルメディウムの本との出会い
そこで学んだのは、有毒物質(重金属、毒素)とバグ(細菌やウイルス、バクテリア等)が体内で作用して病気の症状をもたらすらしいということでした。私には、それが真実に近いような気がしたのです。ライム病以来、日々の食事の質や生活の違いが、日々の痛みを大きく左右してきたのを考えると、体にいる「何か」も私の思考や嗜好に同期してまるで生きて症状を与えているようで、パラサイトがいるのだろうかと真剣に考えたことがあったからです。「それ」は、私の体にずっと住み着いていた日和見菌やバクテリア、ウイルスというパラサイトだったのかと考えると納得できたのです。また有毒物質という言葉が心に罹りました。すぐに思い当たる歯の治療はトリガーであった可能性が高く、それ以前にもワクチン接種や病気の治療薬等、長い間にかなりの重金属曝露があっただろうとすぐに思い当たったからです。
痛みが消えたこのほんの短い幸福だった回復期の後、これまでの持病の症状とは違う、さらに深刻な症状が現れたので、私は非常にショックでした。本に出会うまでそのことが不思議でしたが、EBVなら、ステージを変えて進化するごとにその強毒性が増すというウイルスの特徴を考えると、ウイルスの好物の餌(ケトジェニックダイエットによる高たんぱく高脂肪食)を与えられてEBVは増殖し進化し、神経毒が増したなら症状は深刻になるだろうと推測ができました。これまでライム病、甲状腺炎、関節リュウマチと、EBVを示唆する症状を全部踏まえてくると、本の通りなら自分はもはやEBVを抱えている、というのは疑いようがありませんでした。
まず突然外反母趾が現れました。右足のチクチク感、灼熱感、手指のしびれ、次に手指、足指が非常に冷たくなり、体全体の代謝が落ちました。そのためその冬初めて手足の指の痛みに苦しみました。また左の耳の痛みが突然現れました。疲労感が増しました。
多くの人が帯状疱疹に悩まされているので、本の解説を以下に載せました。
※しびれやチクチク感について:帯状疱疹の痛みの原因
「MMエッセンシャル」より
しびれやチクチク感は、体全体の神経の腫れである直接的な炎症、または他の神経に影響を与える脳や脳幹の炎症によって発⽣することがあります。これらの症状が発⽣する原因の 1 つは、ウイルス(EBV、帯状疱疹、単純ヘルペス 1 型または 2 型、HHV-6、HHV-7、またはその他の多くの未発⾒の種類やヒトヘルペスウイルスの変異など) が神経毒を⽣成する場合です。EBV は最も⼀般的な神経毒⽣成ウイルスです。⽔銀、アルミニウム、その他の有毒な重⾦属や有毒物質を飲み込むことによって神経毒を⽣成します。神経毒が⽼廃物として放出されると、それらは⾎流を飽和させ、体中の筋⾁に到達する可能性があります。炎症性筋症の場合を除いて、神経毒は筋⾁内部の神経に影響を与えるほどには筋⾁に影響を与える傾向はありません。これらの神経は神経毒に対して過敏になりアレルギーを起こすため、神経が腫れ、神経障害と診断される可能性のある症状を引き起こします。
しびれが起こる前に、うずきが起こります。そのチクチク感は本⼈が気づかない程度の軽度である場合もあれば、明らかな場合もあります。この感覚は、ウイルス性の神経毒により、筋⾁内、真⽪の下、または臓器の周囲および内部で神経が拡張し、炎症を起こし始めることから⽣じます。チクチク感はどこでも起こり、同じ場所で再発したり、歩き回ったりします。これは、神経毒が到達する場所に応じて、炎症により神経が腫れたり腫れが引いたりする可能性があるためです。チクチク感の後にしびれが起こるとは限りません。しかし多くの場合、軽度または極度のしびれがチクチクと交互に現れたり、チクチク感に取って代わったりします。神経毒が非常に強⼒である場合、神経の腫れはさらに⼤きくなり、体の⼀部が⿇痺するまで神経を圧迫したり圧迫したりする可能性があります。EBV や帯状疱疹などの⼀部の変異ウイルス株は、神経⾃体に取り付き、神経毒だけを介するのではなく、直接的にうずきやしびれを引き起こす可能性があります。
☞:帯状疱疹ウイルス(メディカル ミディアム)
:ヘルペスウイルス(メディカル ミディアム)
現在状態と症状について
もうモルモットにはなれない
アンソニー・ウイリアムズとはだれか
アンソニー・ウイリアムズ氏は医師ではありませんし、プラクティショナーでもありません。しかし彼の本は自分にとってこれまで探し求めてきたのものの答えのように思えました。体内の有毒物質がバグの餌となり神経毒を出し、それが多くの慢性疾患の症状の原因となっているという説はあり得ると思えました。単核球症~ライム病~甲状腺炎~関節リュウマチという私が体験した病気の経過は、まさにエブスタインバーウイルスの4つのステージをなぞっていたことも真実であると私に確信させました。これまでそのような説を聞いたことも読んだこともありませんでした。なぜ医学界は、慢性疾患をこんなにも長い間治癒できないのか。そうゆう不信感もありました。
何より、「自己免疫疾患と呼ばれるものは存在しない」と、彼の本ではっきりと述べられていることはどこにもなかった説でした。「私の免疫が私の体を攻撃している」と医者に言われ、それを信じていました。この本では、甲状腺が突然おかしくなって体を攻撃しだしたのではなく、EBVウイルスから体を守るために免疫システムが反応して抗体を作っているということ、私たちの免疫システムは決して私たちを攻撃しないこと、その逆で私のために一生懸命戦っているということを述べていました。私はそれを読んで、救われたような気がしたのです。私はそれまで、自分の体への不信感でいっぱいだった、私は自分の免疫に向かってひどい罵詈雑言をあびせたこともあった。。。
実際にEBVのすべてのステージを示す同じ病気を体験したことが、私にとって真実はこの本にあると思わせ、私は、彼の説を信じられると思いました。
それが私の持病に対する向き合い方の大きな変化になりました。私はやっと免疫システムの側に一緒に立って病気と闘う気持ちになれたのです。自分自身への大きな不信感が消えてゆくときでもありました。(☞:✨ 「自己免疫の答え」:【ビデオ】治癒の力:あなたの体はあなたのために戦っている by アンソニー・ウイリアムズ)
おわりに
「医学研究がまだ明らかにしていないのは、体は決して⾃分⾃⾝を攻撃しないということです。病原体だけを追いかけます。抗体は、体内にウイルス (場合によっては細菌) が存在し、免疫系がそのウイルスと戦うために全⼒を注いでいるという兆候です。病原体が細胞に侵⼊し、体がその病原体を撃退しようとするこのプロセスは炎症を引き起こします。しかし、この⾝体的反応を引き起こす病原体は通常、医師には検出できません。ウイルスが患者に慢性疾患を引き起こし始める頃には、通常、ウイルスはその⼈の臓器の奥深くまで潜り込んでおり、ウイルスは⾎液上には現れません。抗体が活性化するのは、それらの抗体があなた⾃⾝の体ではなくウイルスを狙っているからです。」
「もしあなたが⾃分の健康に悩んでいたなら、あなたがどれほど苦しんだかは理解できます。あなたが何を経験したかは想像することしかできません。これはあなたの責任ではないのです︓あなたは病気を作り出したわけでも、想像したわけでもありません。あなたは悪い⼈ではありません。あなたにはそのどれにも値しませんでした。あなたは癒されて前に進むことができます。ここまで読むという単純な⾏為から、あなたは治癒への道を歩み始めたことになります。体に失望していると思ったときに失った⼒が、今あなたの⼿に戻ってきました。⾃分の体が良くなる能⼒を信じて、サポートがすでにあなたに戻ってきていることを信じてください。
私があなたの後ろに⽴っていること、私があなたを信じていること、あなたが⾃分の健康に気を配るとき、あなたは治癒の道を歩む他の⼈たちにとっての光となることを知ってください。次に何が起こるかを皆さんが体験するのが待ちきれません。ご健闘をお祈りします。ー「甲状腺の謎」by アンソニー・ウィリアム」
あとがき
現在、私は、本が推奨している重金属デトックス・プロトコル、治癒効果のある食事法、サプリメントを実行しています。ウイルスによる慢性疾患の治癒で大事なのことは、
1.ウイルスやバグに餌を与えない
2.炎症や障害を受けた部分を癒しの食物・サプリメントで治す。
3.ウイルスの餌となる重金属や毒素のデトックス
4.ウイルス量を減らす効果ののある食事、ハーブ、サプリメント
これら1~4を並行して行うことが重要だと本では説明しています。
私の場合、これらはできる範囲から初めて、少しずつルーティン化しています。本で勧めているすべてのものを揃えるのはなかなか難しく、自分が手に入れられるもの(食品やサプリなど)を取り入れています。しかし、病気の原因は、ウイルスや細菌、体内に蓄積した有毒物質であると定まると、治療に大きな希望ができました。私の免疫システムは私のために戦っているという新しい認識が、私の気持ちを非常に前向きに変えたことも大きいです。
プロトコルを始めた当初は、非常に興奮して同じ慢性疾患を患っている家族にも勧めてみましたが、反応はそれほどではあませんでした。自分が信じたものがすべて、他の人にもそうだということはないということ、人によってそれぞれの治癒への道があるということ。求めていない限り、押し付けてはいけないということは日頃わかっていてもSIBOが劇的に癒えた興奮で忘れてしまったようで、反省しました。それからケトジェニックダイエットを通して得た私の体験を書きましたが、これは個人的なものです。ケトで健康的に暮らしている人にとっては見方が違うことも理解しています。このノートは、現在SIBOや慢性疾患で苦しんでいる人に参考になるかもしれない情報をシェアするつもりで書いたものです。
この私の病気の記録は個人の体験談ですので、私の世界を通して見た真実であり、私が感じた病気の真実を記録したものです。病気の記録の第一部ともいえる「私のライム病の記録」の続編としてまとめたものです。
闘病の記録を超えて、病気の原因までアンソニー・ウイリアムズ氏の記事を載せて紹介していますが、私は医師ではないのでこれがどのように影響を与えるか気になりますが、ただ言えるのは、慢性疾患で苦しんでいる人、自己免疫疾患だと言われて苦しんでいる人、ワクチン後遺症で苦しんでいる人、長い闘病生活で治癒への道に希望が見つけられそうにない人、自閉症やアルツハイマーの家族を抱えている人、そのような人が、体内のバグの存在と重金属デトックスの重要性にもっと興味を持ってもらえたら、これを読んで、何か新しい治癒への道を見つけることができればと思います。なせなら、あまりに多く人が病気で苦しんでおり、多くは治癒が見えない主種雑多な慢性疾患ですが、それら病気のルーツが 実は単にEBVなどのウイルス(EBVだけでも60種類以上ある)と有毒物質の関係性の違いだけだとしたら、それが真実ならば、皆さんはどう思いますか。これが真実で、そして多くの人がそれを知らないとしたら、少なくとも、沈黙していることはできないと思いました。
私はその後、
メディカルメディウムの「モノイーティングクレンズ」を1週間ほど実践したのち、その後もバナナやジャガイモ・サツマイモ・かぼちゃ、野菜、フルーツを中心とした低たんぱく、低脂肪食を実践しています。(生はちみつは好きなだけ摂っています)今では胃腸の問題はすっかり克服しています。朝はレモンウオーターで初めて、その後、セロリジュース、次に重金属デトックススムージーを間をあけて飲んでいます。自分の予算に合わせてできる範囲で行っています。関節の痛みは相変わらず続いています。SIBOの後に出た新しい症状は、生活を以前よりも困難にしており、5年後には70歳になる自分の年齢を考えると、これ以上病状が悪化しないように努力することが今の最善の目標であり、一日一日の食事や生活がいかに大事か、真剣に受け止めています。もし回復するならば、何年も、もっとかかると思いますが、今のところ希望が持てるのは胃腸が健全になってくれたことです。一番うれしいのは、胆嚢当たりの痛みがすっかり消えたことです。長い間肝臓の当たりが苦しくてつらかったのですが、病院で検査を何度受けても正常だと言われ、圧迫感鈍痛に悩まされていました。それが低たんぱく、低脂肪食に変えてからよくなったようです。何より、正常なお通じが毎日あるようになりました。胃腸が心地よいと感じるのは本当に何十年かぶりだと思います。MM本で推奨している食物をとるようにしてできるだけ肝臓によい食事を心がけています。肝臓が元気に回復してゆけば、他の臓器にも良い影響がでるだろうし、何よりも免疫システムを強くバックアップできるようになるからです。
残念ながらアンソニー・ウイリアムズ氏のメディカルメディウムの本『リバーレスジュー』(Liver Rescue)『Medical Medium Cleanse to Heal:不安、うつ病、ニキビ、湿疹、ライム病、腸の問題、頭の霧、体重の問題、片頭痛、膨満感、めまい、乾癬、嚢胞、疲労、PCOS、子宮筋腫、尿路感染症、子宮内膜症、自己免疫に悩む人のための治癒計画。』(Medical Medium Cleanse to Heal: Healing Plans for Sufferers of Anxiety, Depression, Acne, Eczema, Lyme, Gut Problems, Brain Fog, Weight Issues, Migraines, Bloating, Vertigo, Psoriasis, Cysts, Fatigue, PCOS, Fibroids, UTI, Endometriosis & Autoimmune.)、 「甲状腺の治癒」(Thyroid Healing)の日本語訳はまだ出版されていないようです。このような本になぜ日本語訳がないのか不思議に思います。特に『ブレインセイバー』( Brain Saver and Brain Saver Protocols, Cleanses & Recipes.)では、神経症疾患と重金属のかかわりが治癒への方法とあわせて詳しく解説されているので、日本語版のMM本があれば、もっと容易にこの情報を知る機会が増えて、自閉症、アルツハイマー、パーキンソン病、メニエール病、バイポーラー、うつ病、強迫性疾患、原因不明の神経症などにも治癒への希望が得られるのではないかと思います。
ソース︓https://goop.com/wellness/health/the-mysteries-of-the-thyroid/
以上
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