(長文のため二つに分けて掲載しています)

 

治癒への道 ~ (SIBO、慢性疾患)個人体験ノート パート2

はじめに
 

以前、自身のライム病、関節リュウマチの闘病記録を個人的な体験ノート(膠原病治療と イベルメクチン&クロロキン(ライム病・マラリア治療薬)🌿 ~個人体験ノートより)として書きましたが、その後、今から2年ほど前に持病以外にSIBO(小腸細菌異常増殖 SIBO:mall Intestinal Bacterial Overgrowth)を患い、思わぬ胃腸問題を抱え、これが治癒するまでに長期間かかりました。ところがSIBOから快復すると、持病の症状が大きく変化していました。残念ながら悪化したと言えます、そして41XAHF7jp1L._SX342_SY445_新しい症状に悩まされることになりました。よいニュースは、ちょうどその頃に『メディカルメディウム: 慢性的で謎の病気の背後にある秘密と最終的に治癒する⽅法』という本に出会ったことです。



これまでこの本の著者、アンソニーウイリアムズの記事をブログで翻訳して紹介してきましたが、この本との出会いがいかに大きかったか、数年前に始まった深刻な胃腸の問題をこの本によってどうやって解決できたか、そしてその後の新しい病状をどう受けとめ対処してきたかを中心に書いてみようと思いました。私はその本で大いに救われ、それはSIBOの治癒以上のものだったからです。

このノートでは、この本との出会いで自分の病気に対する理解や姿勢にどのような変化が起きたかを書いています。今回は、MM(メディカルメディウム)の本の中から学んだものを間に挟み、個人的な病気の記録と重なる科学的解説の部分を紹介することを試みてみました。これは私的な記録と個人の学習をまとめたノートであり、医師がHPに載せるような医療的なアドバイスではありません。

 

(※MM本の日本語訳はまだないので、ここで紹介している各情報を日本語に翻訳した記事のリンク先を添付しています。後で理解する時の参考になればと思います。)


アンソニー・ウイリアムズ氏の「メディカルメディウム」の本との出会い


 

「メディカルメディウム」の言葉の意味は、メディカル(医療、医療的な)メディウム(媒体)であり、この本の筆者アンソニー・ウイリアムズ氏が誰であるかを意味する言葉でもあります。


(「goop編集者後書きより」)「彼は体を遠くからスキャンし、「スピリット」の助けを借りて、例えば肝臓近くの良性腫瘍、過剰な負担の副腎系、または病気となる可能性のあるまれな⾎液疾患など、何が問題なのかを説明することができます。彼は 25 年以上にわたり、⼈々が病気を克服し予防し、本来⽣きるべき⼈⽣を発⾒できるよう⽀援することに⼈⽣を捧げてきました。
彼のやっていることは科学的発⾒よりも数⼗年先を⾏っています。彼の思いやりに満ちたアプローチは、彼を捜し求める⼈々に何度も安らぎと成果をもたらしてきました。彼は毎週のラジオ番組「メディカルミディアム」の司会者であり、ニューヨークタイムズでベストセラー第 1 位となった『メディカルミディアム
甲状腺の治癒」(Thyroid Healing橋本病、グレイブス病、不眠症、甲状腺機能低下症、甲状腺結節とエプスタインバーの真実』『⼈⽣を変える医療⽤⾷品: 果物と野菜の隠れた治癒⼒で⾃分⾃⾝と愛する⼈を救いましょう』『メディカルメディウム: 慢性的で謎の病気の背後にある秘密と最終的に治癒する⽅法』の著者でもあります。」

このgoop編集者後書きのように、メディカルメディウムで紹介されている情報は、現在の医学と科学の枠を超えて機能しています。

私は長い間、慢性疾患を患ってきましたが、その原因はずっとわからないままでしたが、MM(メディカルメディウム)の本に出会って初めて、長い間探し求めていた答えをみつけたかもしれないと思ったのです。どこにも答えを見つけられなかったものが、なぜこの本には、病気の原因と治療法さえもが非常に明確に説明されているのかとても不思議に思いました。それは非常に明解で断言的でもありました。それは膨大な量で一度に読めるものではありませんでした。私はMMの本の内容がフリーでも読むことができるインターネットで公開しているMMの公式HPの情報を毎日少しづつ翻訳しそれをブログでも紹介し始めました。それらは主に病気の原因とその治療法で、主に治癒に役立つ食物の新しい知識でした。私は、それを通してこれまでどこにも説明されていなかった新しい情報を得始めました。

氏は、「⾃分の健康上の問題の原因を⼼⾝ともに理解できるようになることーこれだけでも免疫システムは強化され、ウイルスは⾃然に弱まります。したがって、病気との戦いに関しては、本当の意味で、「知識が⼒」となる」と述べています。

私が自分の慢性疾患への新しい理解と治癒への知識をどのように信じるまでになったのか、その過程を説明してみることは、MMの本の情報を多くの慢性疾患の人に知ってもらう方法としてやってみる価値があると思いました。これまでライム病の闘病記録を書いたことがありますが、これは「実のところ、私の慢性疾患はいつから始まっていたのか?」というところまで広げたものになります。以下は私の子供時代から現在の闘病までをハイライトだけを簡単にまとめたものです。つまり、病気の因子、原因は生まれた瞬間から、そしてそれ以上にも遡れるかもしれない、ということです。

メディカル・ヒストリー



アンソニーウイリアムズ氏の本によると、

人間の細菌やウイルスへの最初の暴露は、母親の妊娠・出産時から始まるそうです。
つまり、母親の抱えているバグ(細菌、ウイルス、毒素、バクテリア、重金属等)が子宮を介して赤ちゃんに受け継がれる、ということです。赤ちゃんが黄疸で生まれるのは、母親が抱えていたかなりの量の毒素を、羊水を介して赤ちゃんの肝臓がすでに抱えたために反応している症状だというのです。それでまず考えたのは、自分の出生時の状況はどうだったのか、ということでした。(☞:「PANDAS、黄疸、ベイビーリバー」)
 

1.子供時代

 

つまり、子供の頃に起きたある種の病気、慢性的な症状のいくつかは、出生時、または子供時代に抱えた細菌やウイルスが原因であるとMMの本で述べているのですが、私の子供の頃の記憶に残る病気を挙げると、10回近くもモノモライにかかったことで、小学校時代は始終眼帯をしていたことを覚えています。MM情報によると、モノモライは体内の細菌(この場合は連鎖球菌株だそうです)がもたらす症状だということです。(連鎖球菌についてのA・ウイリアムズの記事はこちら:「連鎖球菌の正体(メディカル ミディアム)」)だとすると非常に幼少のころから私は連鎖球菌を抱えていたことになりますが、それは普通に誰もが抱えている菌なのか。誰もが何らかのバグは抱えているのかもしれませんが、症状として現れるほどの種類の連鎖球菌を抱えていた、ということかもしれません。同じ連鎖球菌がもたらす症状に、副鼻腔炎も挙げていましたが、実際に副鼻腔炎も慢性的にあり、これは一生続いていました。モノモライも慢性の副鼻腔炎もなぜその病気になったのか理由がわかりませんでしたが、感染源が家族にある可能性があるという説に病気の見方が変わりました。例えば、自分の家族の病気を家系をさかのぼって改めて見てみることを前よりも意識するようになりました。そうすると、そういえば父親、父方にも、うちの子供たちにも副鼻腔炎がみられ、家族は同じ細菌を持っていた可能性があるということだろうか、と考えるようになったのです。(☞:「ニキビを治す」:「喘息の本当の原因


MM情報によると、同様に、ヘルペスウイルス帯状疱疹ウイルス、HIV、EBV(エブスタインバーウイルス)等、それぞれのウイルスファミリーごとに症状があり、代々の家系が抱えるウイルスキャリアによってそれぞれの家系が抱える家族の病気というのもが現れてくるということです。(よく言われる「家族の呪い」とかカルマではない!純粋に生物学的、物理的なもの)つまり慢性疾患の原因の一つはウイルスや細菌などのバグであり(病気の因子はもちろんそれだけには限らず他にもありますが)、最初の入り口は、人によっては生まれた時から(あるいは後に、一緒に暮らしている家族、周りの環境の何かから、その人がバグに遭遇するもの)始まっているということになり、20代、30代、それ以降に現れる慢性疾患の最初の因子はすでにこの時からあるということになります。

副鼻腔炎、ヘルペス甲状腺炎リュウマチ、糖尿病、脳卒中など、家族で代々このような同じ病気が出るというのはよく聞くのではないかと思います。家族に現れる同じ症状の原因は何らかの同じウイルスファミリー(母親の血液を介して伝搬されたものと、産後家族やその他からの感染なども含む)によるなら、なぜ家族で同じ病気が現れるのか納得がいくような気がします。
 

2.ワクチン接種、そのほかの薬


子どものうちにワクチン接種を何度か受けましたが、結婚でアメリカ渡航時にビザ取得のために5種類近くワクチン接種をうけました。40代のライム病感染時は抗生剤、ステロイド、抗神経薬。歯の治療は10代から多くあり、20代からはルートカナルなど何本も治療。30代に仕事先の消毒剤によるアレルギー。50代に両ひざの人工関節置換術で入院。リュウマチの治療薬。現在は薬は服用していません(イベルメクチン以外)。これらが主な薬関係です。服用してきた薬をざっと挙げただけでも、そのなかには重金属曝露(ワクチン、歯の充填物等)は少なくはないことが分かります。

ここで重金属の汚染について



慢性疾患のもう一つの原因は、体内の有毒物質の存在が挙げられると本では説明されています。有毒物質には、工業用重金属(自然のミネラルではない人工の金属)、毒素(環境、食事他)などがあります。ここで体内に取り込まれた有毒物質がどのように病気の症状に至るのか、MMの情報から少しまとめてみました。特に有毒物質とウイルスの関係が原因不明の慢性疾患の原因になっているという点で、重金属の暴露がどのように体に悪影響を及ぼすのか理解することが重要だと思います。

1)子供のうちに脳内に蓄積する重金属

有毒物質の中で、ワクチンの重金属はかなりなものですが、これらは血液を通って脳内に蓄積します。脳のニューロンは電気を発するので、金属が寄せ集められるのですが、子供のうちは脳が閉じていないので、どんどんたまります。そのうちそこは閉じていきますが、この時蓄積した金属はそこにずっととどまることになります。症状の出方には非常に個人差があります。金属の種類、量、酸化の速度、その他の毒素との混合、複数の金属との合金の違いなどにより、すべて症状に違いがあります。皆同じではありません。これが慢性疾患の症状の複雑さにつながるということです。(☞:

2)金属は酸化し腐食する
 

金属は酸化します。金属の周りの脳細胞は時間の経過とともに障害を受けてゆきます。ニューロンが活動するとき電気が起きますが、その通り道に金属があるとそれは跳ね返り、伝達すべき情報を伝えなくなります。これが金属の酸化がゆっくり進んだ人生の後年にアルツハイマー、パーキンソン病、メニエール病など、脳の神経症状で現れるものです。脳内の病変には、結晶化、⽯灰化、何年も前に頭をぶつけた際の瘢痕組織などありますがさまざまな原因によって引き起こされる可能性があります。(☞:金属が私たちを見つける仕組み」:「私たちの脳内にある良い金属と悪い金属」)
 

3)ウイルスは重金属を食べる

神経毒は、ウイルスが重⾦属などの毒素を餌とするときに⽣成される有害な副産物です。この有害な副産物は神経系の機能を妨げ、こわばり、脱⼒感、しびれ、痛み、かすみ目などの 症状を引き起こす可能性があります。これは、脳に病変や痕跡があるかどうかに関係なく発⽣する可能性があるということです。(☞:「神経症状の本当の原因

4)脳がストレスを受けると、熱くなり重金属が溶ける

「私たちの脳の中に銅、アルニウム、⽔銀が少しづつ⼊ってきて、それが混ざり合うのですが、それらは脳の熱によって合⾦を作ります。運動やストレスで脳は熱くなり、脳内の⾦属が熱くなり、⾦属が脳内で電気を発⽣させ、電気インパルスが脳内をぐるぐる回り、電気グリッドがどんどん熱くなっていきます。ある種の感情的な葛藤により脳が熱くなると、その後、脳内のあらゆる種類の⾦属が鍛造され、互いに結合して合⾦になるのです。」ーアンソニー・ウイリアムズ「脳内の重金属合金】とその除去方法 」(☞:✨マインドを溶かす(メディカル ミディアム)#重金属

5)自閉症の原因

脳の中央にたまった水銀やアルミニウム等の重金属は、右脳から左脳、左脳から右脳へのニューロンの電気伝達を遮断することが起こります。自閉症の原因はこれらの伝達が遮断されているのが原因のひとつだと述べています。沈着した金属の量や質、時期、場所により神経の反応が異なるため症状はいろいろです。私たちの体に⼊った⾦属、または⽣まれたときから体内にあった⾦属は、時間の経過とともに変化し、⾦属が溶解すると同時に腐⾷(corrosion)を発⽣する可能性があります。(☞: 強迫性障害 (OCD)」)

6)人格を変える重金属

「私たちの脳には電気が流れており、電気インパルスが⾦属粒⼦に当たると、⾦属は溶ける傾向があり、溶けると形が変わり、それが起こったとき、私たちは変わります。私たちの体に⼊った⾦属が溶けて形状が変化すると、多くの⼈には最初はわかりませんが、後から、あるいは誰かが⻑い間会っていない場合にはわかるようになります。彼らはそれらを⾒て、さまざまな⽅法でそれらがどれほど異なっているかを知り、変化が起こっていることがわかります。」(☞:「慢性怒り障害記憶喪失と物忘れ」:「 発作」:「双極性障害」:「 POTS症候群の治癒」)

7)重金属はあつまり「金属鉱床」を作る
 

「時間の経過とともに脳の状態が悪化するのは、さらに有毒な重⾦属が蓄積し続けるためです。それらはどんどん⼊ってきて、道を⾒つけて集まり、すでにあなたの中に堆積している⾦属に結合するということです。それは⼤きくなる可能性があるため、より多くの⾦属が流⼊すると、⾦属の堆積物が⾒つかります。実際に⾦属は拡⼤し、蓄積し始め、より多くの⾦属沈着が発⽣し、成⻑します。なぜなら、より多くの⾦属が実際に体内に⼊るほど、それは体内の奥に進み、体内の他の⾦属を⾒つけるからです、それらは沈着を繰り返し、⼤きな「⾦属鉱床」になり、これらの鉱床はさらに⼤きくなります。 10年後、鉱床はさらに⼤きくなり、 20年後、それはさらに⼤きくなります。」(☞:「」:「


7)ニューロンをショートさせる「鉱床」

「体内に⾦属が流⼊すればするほど、それは⼤きな鉱床にぶつかり、発作、あるいは単なるあらゆる種類の病気、重度の慢性疲労などを引き起こします。なぜなら、より多くの⾦属が鉱床に⼊るほど、それがウイルスの餌になるからです。それらは時々膨らみ、⼤きくなりすぎてニューロンがショートし始めることがあります。何が起こるかーこれらの堆積物は非常に⼤きくなり、ニューロンを妨げます、それでパーキンソン病を発症する、あなたはあらゆる種類の神経疾患と闘っています。症状が起こると、さらに⾦属が⼊り込み、⾦属の沈着が⼤きくなり、ニューロンと擦れてショートします。」(☞:[ブレインフォグ、ADHD、関節痛と筋肉痛]の本当の原因

8)高脂肪食が金属を腐食させる
 

「すると何が起こるかというと、神経細胞が圧迫されるのですが、さらに悪いことに⾦属が腐⾷し始めます。私たちは非常に⾼脂肪の⾷事を摂っているので、⾼脂肪が⾦属を腐⾷させます。さらに多くの⾦属が⼊ってくると、それがさらに腐⾷し始めます。⾦属が腐⾷し始めてガスが浸出し始め、あなたの脳内が汚れます、そこにあるニューロンが汚染されて、あなたはある朝目覚めると発作か最初のひどいパニック発作か何か他のものを起こしました、そして⼈々はただ知りません。彼らはそれに苦しんでおり、それらの⾦属とともに⽣きなければなりません、そしてそれは楽しいことではありません。」(☞:「【ビデオ】「魚と魚油中の水銀」水銀はどこへ行くのか」:「タンパク質についての真実」:「」:「あなたは脂肪肝ですか?」)


9)家族が受け継ぐ古い重金属

「古い⾦属と新しい⾦属があります。私たちが受け継いだヘビーメタルは、古く、それは⽼化しています。それらは2,000年、3,000年前に遡り、世界のどの地域に依存するかによって、その⼈の⾎統は古い重⾦属に由来しており、酸化率も⾼いため、人生でかなりの重金属曝露にある⼈と同じほどの酸化量の⾦属をすでに持って生まれた可能性があると言えます。酸化速度が遅い⼈は、⾦属の浸出が遅くなります。それはまた、⾦属が⽼化するにつれて酸化カウントダウンがいつどのように起こったかによって、非常に多くのさまざまな症状を決定します、それらの⾦属は、⾦属が⼈間の体内に⼊り、体内に留まると非常に不安定になります。私たちの⾎統に沿って何年も何年も暴露されてきたものは何が起こるかというと、⾦属が古ければ古いほど、私たちは本当に苦しむということです。」(☞:「水銀の歴史と闇、重金属デトックス 他」

※ここで「古い金属」はいったいどのように受け継がれるのかという疑問があると思います。それはホメオパシーの理論で説明されています。ホメオパシーのレメディの希釈度が高いほど(つまり薄ければ薄いほど)効果が高いという理論です。母親の子宮を通じて何世代も受け継がれてきた何千年も前の古い金属の波動は古ければ古いほど(薄ければ薄いほど)どれだけ強いか、ということです。

10)血流の金属は肝臓でろ過されるー慢性疲労

「私たちは⾦属を吸い込みます、私たちは⾦属を⾷べます、私たちは⽪膚に⾦属を取り込みます、私たちは⾎流に⾦属を取り込みます、私たちの⾎流には毎⽇⾦属が存在し、⾦属は毎⽇⾎流中、全⾝を循環します。そしてその後、彼らは住処を⾒つけるのです。私たちが有毒な重⾦属を⾷べると、⾦属は私たちの胃に⼊り、腸管に⼊り、そこに留まり、腸管の壁にくっつき、肝臓に向かう⾼速道路を上っていきます。肝臓の門脈ハイウェイを通り、⾦属は肝臓に移動します、肝臓は⾦属をろ過しようとします、そして⾦属が肝臓の中に閉じ込められると、⾦属はバグの餌になります。(☞:「肝臓の役割」:「」)

バグは⾦属と同じです。肝臓の中にバグも居座っていて⾦属を餌にしているのです。あなたは、気が付くと疲労を感じている、理解できない、説明できない、なぜ疲労を感じるのかあなたは分かりません。それは、過労や運動のしすぎ、あるいはストレスを感じているだけの問題ではありません。本来あるはずのない疲労が残り続けるのは、肝臓内のバグがそれらの⾦属を餌にするためです。⼈々が気づいていないのは、それらが臓器、脾臓、膵臓、肝臓、胃の中の組織、胃壁の中にあるということです。それらは⼼臓の中にあります, ⾦属が⼼筋に⼊り込み、そこに隠れています、それらは肺組織の中にあります、⾦属は脳の中にあります、⾦属は脊髄の中にありますー中枢神経系にー彼らは⼈間の体内に居座っているのです。」

11)環境の重金属

重金属は、ワクチンだけではなく、環境毒素(家、衣服、カーペット、水、土地、日常品、洗剤、除草剤、殺鼠剤、殺菌剤、放射能(飛行機内、空港他))、車(ガソリン、排気ガス)、食物、空気(芳香剤、シャンプー、大気汚染)などに含まれるため、汚染は生まれた時から一生蓄積し続けていると言えます。これらの毒素は肝臓にゆきます。肝臓は毒素から体を守るために毒素をどんどん受け入れ貯めこんでゆきます。肝臓は解毒のために一生働いていてかなりオーバーロードです。そのうち十分に機能することができなくなると胆嚢を助けることもできず、脂肪やたんぱく質の消化ができなくなり、脂肪肝になっていったり、副腎疲労が起きてきたりその他の臓器に影響を与えるようになります。この弱った肝臓にさらに追い打ちをかけるのがウイルスや細菌です。☞「有毒な【脳内の重金属合金】とその除去方法 」:「私たちを病気にする隠れた有毒物質の暴露」:「環境疾患」)

慢性疾患のもう一つの原因ーウイルスの存在


 

慢性疾患の原因にウイルスの存在があると初めに述べましたが、特に
「エプスタイン・バーウイルス株、帯状疱疹、HHV-6 などのウイルスの組み合わせにより様々な慢性疾患を経験する」ということです。特にEBV(エブスタインバーウイルス)は慢性疾患の多くの原因となっており、それについては現在の科学や医学がまだ発見していない部分であるとMM情報で述べています。まだ知られていないEBVの性質と進化の特徴を理解することが慢性疾患の治癒への道につながると思われるのでこれについて説明しようと思います。以下に紹介する説明はMMの情報をもとにしています。(☞:「エプスタイン・バーウイルスの正体」:」)


エブスタインバーウイルスの 4つのステージ
 

このウイルスの特徴は、成長すると進化し、進化ごとに症状が変化するということです。
EBVが体内に入ると、4つのステージでウイルスの形を変えていきます(どんどん強毒になる)。最初のステージでは症状が出ず、血液を浮遊している段階ですが、体内の免疫力が下がった時に増殖し最初の症状が出ます。これがステージ2です。多くは「単核球症」です。私がライム病を罹った時、最初に単核球症になりました。つまり、私のライム病も本当の原因はEBVだったのかもしれないということです。あるいは、すでに体内にEBVを持っていて、ライム病の原因はダニからの感染と言われていますが、それで私の免疫が低下した時に活発化した、のかもしれません。(☞:「:)


ステージ1
「MMエッセンシャル」より

「EBV に感染すると、EBV は⾎流中を浮遊する初期の休⽌期間を経て、ゆっくりと⾃⼰複製を⾏ってその数を増やすだけであり、より直接的な感染を開始する機会を待ちます。この第 1 段階では、さまざまな要因に応じて、強化して理想的な機会を待つ期間が数週間、数か⽉、場合によっては 10 年以上かかることがあります。ストレスなどによるトリガーにより、すでに体内に確⽴されているEBVが他の段階に移⾏することを促す可能性があります。」

ステージ2

「ステージ 1 の終わりに、エプスタイン・バーウイルスは、戦いで免疫システムに挑戦しようとします。そのとき、EBV は医師が単核球症(mononucleosis)と呼ぶものに変化することで、その存在を初めて知らされます。医学界は、単核球症のすべての症例がEBV の第 2 段階にすぎないことを認識していません。あなたの体の免疫システムはウイルスと戦争を始めます。この戦いの激しさは⼈によって異なります。直⾯しているものは⼈それぞれ異なるためです。ステージ 2 では、EBV は 1 つまたは複数の主要な臓器(通常は肝臓、脾臓、⽣殖器)に逃げ込み、⻑期的な住みかを求めます。」

※「エプスタイン・バーウイルス」とは
 

「EBVは、ヘルペス科に分類され、多発性硬化症などの原因となることが多いウイルスです。しかし、通常は、⽔銀、銅、アルミニウム、鉛、ニッケル、ヒ素、カドミウム、クロム、合⾦、鋼などの有毒な重⾦属や、殺⾍剤、除草剤、殺菌剤、殺⿏剤、DDTなどの危険な化学物質など、他の補因⼦も関与しています。これらの毒素は、神経症状を引き起こすエプスタイン・バーウイルスやその他のヘルペスウイルスの多くの株を刺激し、サポートする可能性があります。医学と研究は、エプスタイン・バーウイルスだけでも 60 を超える株が存在することをまだ認識していません。」


ライム病~休眠状態へ



私は、ライム病の治療にたくさんの抗生剤を服用しました。そのうち単核球症はおさまったようです。私はしばらくの間、家事や庭仕事ができるようになりました。階段から転げ落ちるようなふらつきもなくなりました。ライム病と診断されるもののその背後にはEBVが潜んでいること、一時病状が好転するのは、それはEBVが退治されたのではなく、肝臓に移動したためだと本では述べています。ここでEBVがしばらく休眠状態に入ったために訪れた小康状態だとすると、私が処方された薬によって退治されたのではなく、これらは私が服用した大量の抗生剤・ステロイドにも生き残りました。つまり学習して耐性ができているということです。その後、人生で大きなストレスを抱え免疫力が低下した時、このEBVは休眠から覚めて次のステージに進化して増殖し、抗生物質耐性のあるスーパーバグの道を歩き始め、この時初めて新しい症状として現れた、ということになります。

ステージ3
「MMエッセンシャル」」より

「ウイルスが主要臓器に定着すると、そこに巣を作ります。ウイルスが臓器内に検出されずに隠れているため、体は戦争に勝利し、侵⼊者は撃破されたと思い込みます。残念ながら、エプスタイン・バーウイルスはまだ体内を通過し始めたばかりです。
典型的な品種に感染している場合、EBV は気づかないうちに臓器内で何年も、場合によっては数⼗年も休眠している可能性があります。ただし、特に攻撃的な品種の場合、EBV はネスティング中であっても深刻な問題を引き起こす可能性があります。EBV は神経毒、⽪膚毒、副産物、ウイルスの死骸も⽣成し、さらなる問題を引き起こします。EBVは、ステージ 3 の戦略的な時期にこれらの特別な毒素を分泌し、ステージ 4 では継続的に、免疫システムがウイルスに照準を合わせて攻撃するのを防ぎます。この段階では狼瘡や甲状腺の問題などが発症する可能性があります。」

EBVが甲状腺に



ステージ3のEBVは攻撃性が強くなっている

「EBV のステージ 3 の時点で、ウイルスは非常に活性が⾼く、破壊⼒が強くなり、甲状腺に住み着きます。甲状腺は内分泌系の主役であるため、ウイルスが甲状腺を攻撃するのです。⾸にあるこの⼩さな腺は、体の恒常性を維持する⽅法に関する情報を保持する独⾃の記憶システムを備え、体のデータセンターのように機能します。このホメオスタシスの記憶を利⽤して、複数の⾝体システムや器官にタスクと責任を委任する無線のような周波数(医学や研究によってまだ検出または測定されていない)を送信します。(☞:「)EBV が侵⼊すると、この理想的な機能が狂い、内分泌系全体が混乱します。体を補ってパワーを与えるために、副腎は過剰なアドレナリンを排出します。アドレナリンはEBVの好物です。ウイルスはアドレナリンを摂取してより強くなり、増殖し、最終的な標的である神経系を狙います。つまり、本質的に、甲状腺疾患は、慢性疲労症候群、線維筋痛症、多発性硬化症などのEBV が原因の神経学的症状の前兆である可能性があります。これが、甲状腺の問題に苦しんでいる場合、EBVを阻⽌するべき理由です、さらに悪いことに発展する前に。(☞:「副腎疲労」:「胆嚢の病気」:「 副腎疲労の流行」)

※カフェイン(コーヒー、お茶、チョコレート)、ストレス・恐怖・不安もアドレナリン・ラッシュの原因になります。

EBV のステージ 1 および 2 と同様、EBV のステージ 3 (ウイルスが甲状腺に侵⼊したとき)の症状は、軽い場合もあれば、ひどい場合もあり様々です。この多くは、たまたまどの系統のエプスタイン・バーウイルスを持っているかに関係しています。その種類は 60 以上あり、ゆっくりと穏やかに進⾏するものもあれば、加速的で攻撃的なものもあります。」

甲状腺は人体を攻撃しない
 

「EBV は甲状腺を猛烈に攻撃するため、甲状腺は⾃⾝を守るためにより多くの組織を成⻑させ、その結果、より多くのホルモンを産⽣します。これが甲状腺の防御⽅法であり、真実は、甲状腺が人体を攻撃しているのではなく、EBVと闘うための抗体を生産して私たちのために戦っているとうことです。自己免疫疾患というのは医学会による誤りである」と述べています。(☞: 自己免疫の答え

関節リュウマチ~慢性的な疲労



その後私は、線維筋痛症、関節リュウマチを発症しました。
慢性的にだるく疲れているのでおそらく慢性疲労症候群でもあると思います。


ステージ4
(MMエッセンシャル」より)

「ステージ4のエプスタイン・バーは、謎の病気、つまり医師に⼤きな混乱を引き起こす神経学的問題の主な原因です。

ウイルスは、容易に⼊⼿できる毒素(⽔銀、アルミニウム、銅、その他の有毒なトラブルメーカー、さらに卵、⽜乳、チーズ、バター、グルテンなどの⾷品)を餌とするため、神経に付着する神経毒を放出する可能性があります。露出した根⽑、損傷した神経、または損傷していない神経さえも。これによりさまざまな種類の症状が引き起こされる可能性があり、EBV の種類ごとに少しずつ異なる動作が⾏われます。EBV の品種は、⽔銀などのより有毒な⾷物を好む場合があり、あるいは、神経が損傷したり擦り切れたりすることなく、神経に触れるだけで炎症を引き起こす可能性があるより有毒な神経毒を⽣成する場合があります。☞「有毒な【脳内の重金属合金】とその除去方法 」:「私たちを病気にする隠れた有毒物質の暴露」:「環境疾患」)


このウイルス性炎症によって⽣じる問題には、筋⾁痛、関節痛、痛みを伴う圧痛点、背中の痛み、⼿や⾜のチクチク感やしびれ、けいれん、⽿鳴り(ブンブンという⾳、またはパチパチとはじける⾳) 、⽚頭痛、継続的な疲労感、めまい、⾶蚊症、不眠症、不安な睡眠、寝汗などが含まれます。これらの問題を抱える患者は、線維筋痛症、慢性疲労症候群、または関節リウマチと診断されることがあります。これらはすべて、医学界が理解できておらず、治療法がないことを認めている症状の集合体です。」(☞:「めまいの本当の原因」::「狼瘡」:「脛骨神経の炎症」:「髄膜炎」:「しびれとチクチク感」:「不眠症」:「めまいの本当の原因」:「 線維筋痛症」:「多発性硬化症の治癒」:「過度の発汗(多汗症)」:「」)

関節リウマチ(RA)と乾癬性関節炎(PA)の本当の原因
「MMエッセンシャル」より

「医学や研究は、エプスタイン・バーウイルス(EBV) が、線維筋痛症、慢性疲労症候群、多発性硬化症、甲状腺疾患、狼瘡、ライム病、⽿鳴り、めまい、関節リウマチ、乾癬性関節炎など、非常に多くの病気の原因であることを認識していません。EBV には 60 を超える種類があり、このウイルスについて名目上のみ知っている⼈や医療分野で働く⼈にとってはショックを受けるかもしれません。このウイルスについては、私の著書『甲状腺の治癒』で詳しく取り上げています。
乾癬性関節炎(PA)は、肝臓内の重⾦属銅を餌とするEBVによって引き起こされます。有毒な種類の銅は、PAを作り出すウイルスにとって完璧な餌となります。EBVが好む銅などの⾷物が豊富にある場合、ウイルスは体内でより強くなって蔓延し、関節や組織を攻撃します。次に、EBV は既知の外部⽪膚毒(external dermatoxin)とは異なる内部⽪膚毒(internal dermatoxin)を⽣成し、⽪膚の表⾯に現れます。銅はさまざまな⽅法でシステムに吸収されます。銅でできた古代のパイプがあり、すべてが緑⾊になった古い家に誰かが住んでいた可能性があります。あるいは、銅の鍋を使って⾦属を剥ぎ落として⾷品に混ぜることもできたかもしれません。銅は農薬に豊富に含まれているため、農地の近くに住んでいると、たとえ80マイル離れていても、有毒な銅にさらされる可能性があります。銅はすべての殺⾍剤、殺⿏剤、除草剤、殺菌剤に含まれているため、家の内外での散布は避けるべきです。」

非常に個人差のある慢性疾患の症状

有毒⾦属⾃体が与えるダメージを超えて、それらがウイルスの燃料として作⽤するという真実があります。ウイルスの問題やウイルス負荷をあまり抱えていない⼈もいるかもしれません。低悪性度のウイルス感染症であるかもしれないし、⾼悪性度のウイルス感染症であるかもしれないし、⼤きなウイルス量ではないかもしれないが、⼤量の⾦属を摂取していて、ある⽇突然、ウイルスに感染するということが起こり、そしてすべてが起きるー彼らは爆発するのです。」
 

「異なる種類の、場合によっては複数の種類のEBV (60種類以上ある)が肝臓に存在しているために時間の経過とともに、ウイルス物質や有毒物質の蓄積により肝臓が鈍くなります。体重増加の原因は甲状腺ではなく、この肝臓の鈍化であることを理解することが重要です。」(☞:ヘルペスウイルス」:「帯状疱疹ウイルス」:「パーキンソン病」:」:「:「狼瘡」:「ハンチントン病」:「硬化性苔癬」:「 潰瘍性大腸炎」:「体重増加の未知の原因」:「胆嚢、体重、腸の問題」)
 
(その2へ続く)