今日はあいにくの雨。
私は休暇でしたが次男・長男は学校(高校、大学)のため、妻とふたりで鎌倉か湘南でドライブがてらフレンチでも食べにいこうかと考えていましたが、天候不順で急きょ中止となりました。
よくよく考えると前日に高級焼肉をたらふく食べ、その翌日にフレンチでは糖尿病を持つ私としてはよくないなぁ~という判断も少し働きました。
現在、私のHbA1cの値が6.3と悪く、医師からは6.0を切るように強く指導されています。
糖尿病の怖いところはどんなに数値が悪化しても全く、痛くも痒くもないことです。
いい気になって過ごしていると、ドンと大きな病気が爆発して取り返しがつかなくなるサイレントキラーなので気を引き締めないとなりません。
一方の妻が罹患しているパーキンソン病は体の動きに支障が出るという強烈な症状があります。
糖尿病のように血液検査して数値をモニターなどしなくても病の進行状況がハッキリと実感できるのが特徴。
妻がパーキンソン病だと診断されてから、もうすぐ2年になろうとしていますが、当初、よく効いていたLドパの効果に時間的制約が見られるようになりました。
このためLドパの有効時間を延長させるためCOMT阻害薬のエンタカポンという薬が今回追加となっています。
要するにウェアリングオフ現象が出現しはじめたと医師は判断したのでしょう。
Lドパ(ドパコール)と底上げのレキップで来た処方にエンタカポンが追加となりました。
Lドパが切れると以前はしんどい程度だったのが、現在はゼンマイが切れた玩具のように動けなくなる感じで家事どころではない様子です。
Lドパのハネムーン期間が残り少ないのではと考えると、本人以上に私も心配になります。
糖尿病の私は自分が深刻な病であることを忘れてしまうような日常であるのに対し、妻のパーキンソン病は日々病気の進行が実感できるという相反する皮肉な状況です。
一見、健康そうな夫といかにも病を患っている妻という外観になっているのは何とも不思議です。
※私、糖尿病のみならず高脂血症、高血圧それに最近は緑内障も加わって、不治の病の百貨店状態なんですがねぇ・・・・