あのパワハラ上司の無惨副社長の元を離れて半月。

 

副社長補佐・事業担当という肩書がなくなり、仕事の指示や承認の権限は喪失、平社員と同じ立場になりましたが、その分変なストレスはなくなり精神的には快適です。

 

ちなみに給料は変わりません。責任が減り、何でも課長職の上司に判断を委ねればいいので気楽なのです。(管理職はもうたくさんです!)

 

新たに緑内障になったり、一時は脳腫瘍なんて恐ろしいことまで言われて驚いたものの命に関わるような深刻な病でなければ良しとしています。

 

現代人はいろいろなストレスにさらされますが、やはり仕事のストレスは半端なく健康に大きなダメージを与えるといわれています。

 

仕事のストレス ⇒ うつ病をはじめとする精神疾患

 

と理解する人が多いようですが、そんなことはないようです。

 

ガンを発病する要素の一つに過剰なストレスがあることは知られていません。

過剰なストレスがかかると免疫力が極端に落ちます。

 

そうするとガン化しそうな異常細胞をナチュラルキラー細胞をはじめとする免疫細胞が働かず、ガンが発生しやすくなるというのです。

 

もちろん、免疫細胞が弱くなっただけではガンになる訳ではなく、これに発がん物質や遺伝子損傷を引き起こすような外部刺激(ウィルスや放射線等々)など複合的な要素が絡んでといわれています。

 

今、世界的にガンの発生が急上昇していると言われています。

もちろん、ガン検診の普及や寿命の延びも影響しているので、患者数だけを見てガン増加と断じるのは早計ではありますが、ストレスがきつい職種でガンが多く発見される傾向にあるというのは興味深いです。

 

高収入といわれる都市銀行、大手総合商社、シンクタンク、キャリア官僚などは物凄いストレスがかかる業界です。

 

切磋琢磨、同僚ライバルを抜いて、出世街道を歩くサバイバル生活。

ストイックなことできない凡人の私から見ると超人です。

 

多大なストレスを乗り越えて栄冠を勝ち取る・・・もしかすると命懸けかも知れません。

 

ガンを引合いに出しましたが、ガンだけでなくストレスは万病のもとと言われています。

ストレス完全フリーで生きていくことは難しいですが、ストレスはなるべく回避したほうが中高年はいいいようです。