心臓の僧帽弁形成手術を受けてから三週間が経過しようとしている。

 

当然、手術による影響がいくつかある。

 

心臓手術を受けると脈拍数が増加傾向になる人が多く、現在の私は85回/分。

このため脈拍数を落とすクスリを処方されている。

 

弁形成で弁輪を心臓に埋め込んだため、弁輪が異物認識されなくなるまで血栓予防のワーファリンを半年間ほど飲まなくてはならないのも手術の影響。

 

ただ、こうした医学的に予想し得る影響はともかく、予想外の影響もある。

そのひとつが、おしっこの出方。

 

手術後、トイレに行けないため尿道カテーテル(バルーン)を入れたのだが、その影響と考えられるものに、おしっこが二つに分かれる、尿線が二つに分離する現象が出はじめた。

 

男性はバルーンの留置の影響で尿道がごくわずかに細くなることにより、尿線が二つに割れることがあるのだという。

 

ただ、55歳以上の男性は前立腺の肥大によって尿道を圧迫して、尿が細くなり、二つに割れたり、尿線が拡散したりすることもあるので注意が必要であるともいう。

 

私の場合、ごくわずかに(稀に)尿線が割れる程度の軽いものではあるが、手術を受けるまでそのようなことは一度もなかったので、手術の影響ではないかと考えている。

 

自覚症状は何もないが、小便小僧のようなおしっこではなく、尿線の一部があらぬ方向に行くので洋式トイレなどは汚してしまうことがある。

 

あまりに酷いようであれば泌尿器科で前立腺の検査を受けなければならないかも知れません。

 

いろいろ新しい体の不具合が出てきて悩ましい次第です。