荒井ひとみです
自己紹介はこちら
今回は
ネイルに興味はあったけど
仕事にできなかったのは
なぜなのか？
について、私なりの意見と経験を
お伝えしますね
目次
１：あえてネイルは選ばなかったんだよ…
２：SNS時代の追い風
私の元には
30代〜50代の男女幅広く
「ネイルを学びたい！」
方がいらっしゃいます。
で、わりとよく聞くのが
「あと10年若かったらな〜」
でも、、、、
ちょっと
言わせてください
ネイル歴は長くても
今まで本気でやっていないのには
理由があります。
それは
その当時
条件が合わなかったんですよ…
だって正直に言いますが
ネイリストって
超ハード
ブラック労働
ガテン要素
ど根性要素が満載。
なぜなら…
- 給料低い
- 練習時間が鬼のように長い
- しかも、技術がうまくなる目安が分かりずらい
- しかも、うまくなっても給料上がらない
- 検定を取るのにお金がかかりすぎる
（その間ダブルワークになる） - 長時間労働は当たり前
- 技術以外に接客スキルも必要
（相当うまくないとコミュ障にはきつい仕事） - 土日休めない
- 女性の職場
はっきり言って
まだ選択肢のある
若いうちに
こんな仕事選びますか？？？？？
私だったら
絶対選ばない（笑）
でも、なんで選んだのかというと
小学校から不登校で
社会人になってどの仕事もまともに続かず
「社会不適合者だ」って自覚し
コミュ障な上に婚約もなくなり
人生露頭にまよって
何か一つでもやり遂げないと人生終わったと
追い詰められた挙句
《細かい作業が好き、起業に興味ある》
という理由で消去法で
ネイリストになったんですから。。。。
当時は清水ジャンプで
このブラックプールに飛び込みましたよ。
（あーもう私はコミュ力低く
根性ないから会社員は無理だ…
でも何で生きていったらいいんだ？
あ！起業すればいいんだ
どうせしんどいなら
長くできそうなことで
じぶんでやってみよ！）
と言ったものの、
噂通り超ハードでしたよ…
相当な辞める人の数見てきましたよ…
もう後ろ盾がなくて
相当なりたい気持ちがなければ
諦めてしまうでしょうね…
（中にはニコニコしてやってる人もいますよ）
「あと10年若かったらな〜」は
仮に戻ったとしても
きっと他のことが
優先度高かったんだと思いますよ。
こんなこと言っちゃ
嫌われそうですが
10年前なら辞めてましたよ、きっと。笑
だから
早くからネイリストになれる人って
一握りだと思います。
環境が揃っているなど
なることへの難易度が高すぎます。
だって、私もちょうど結婚がなくなり
まとまったお金があったからできたけど
お金に余裕がなく、時間もなく
元気がなければできなかったと思います。
お金、時間、エネルギーをかける割に
リターンが見えずらいため
多くの投資が必要となります。
当時、私は根性なしだったので裏垢Twitterで
「辞めたい辛い」って呟いてましたからね
（カミングアウトw）
しかも同じブラックでも
美容師さんと違い
国家資格なわけでもないので
上達しなければ
自分に残るものが少ない（笑）
「昔好きだったネイルを仕事にしたい」
その思いが蘇ってきたのは
SNSの影響が大きいと思います。
今までは
「こんなこと思うの私だけかな
」
で済んでいたのに
SNSがあれば
頭の中の欲望とか妄想が
他人と比較検討できる時代になったんですよ。
現代人が1日に触れる情報量は江戸時代の一年分平安時代の一生分
と言われています。
ネイリストって
めちゃくちゃブラックなのに
それをSNS上では
見栄えよく綺麗にラッピングして
良いところだけ切り取って
見えるようになったんだ、と
私は思ってる。
イメージのリフレーミングですね。
ちなみに・・・
米南部フロリダ州で26日までに、14歳未満の子供にSNSのアカウント取得を禁じる法案が成立した。
14〜15歳の利用には保護者の同意を求める。
SNS上の有害なコンテンツなどが子供の心の健康を損なうとの懸念が強まり、米国で規制の動きが広がっている。
というくらい
SNS中毒性は知らぬ間に
心を支配していきます。
欲望と妄想を叶えてくれるのが
ネットの世界だと思いますが
現実は目の前で起こっています。
ネイルって上記で述べた通り
ぱぱっとできるほど
簡単な仕事じゃないです。
なぜなら
手が慣れるまでに
どうしても時間がかかるからです。
スケートだって
習字だって
「なんとなくできる」ようにはなり
上手にできる人はいても
- 人の目を奪うくらい上手な人
- 人を感動させられる人
って一握りだし
そういう人って
すごい練習量こなしてるでしょ
だからそんな
カンタンに
できるって
思うなよ
キラキラ見え
ずっと座ってラクそうに見えますが
根性と努力が必要な仕事
と私は思っています。
で、その中でも
その努力を
楽しいと思える人こそが
残れる業界なんだと思うのです。
だからあまりSNSの耳障りのよい言葉を
信用しすぎないで欲しいなと思います。
「最短で」「たった●日で」とか。
もちろん縮めることはできますし
中にはそういう人もいるのかもしれない、
だけど、努力は必ず必要です。
それでも！！
ネイル上達して
仕事にしたい！
という思いがあるなら
回り道せず
目的地に連れて行くことは
できます
気になるなら、さっさと始めて
合うか合わないかを判断したらいい。
だからこそ
こんなハードな環境を乗り越えてきた
人たちに攻略方法を聞くのが
絶対におすすめすぎます
効率が悪すぎます。。。
●10年前じゃなくて「今この時代」だから
こそ選べるネイリストという仕事
10年前の若い時は
こんなしんどい仕事やってられない
選ばなくてよかったですよ（笑）
●SNSは追い風にもなるが
実体のない理想になりがち
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