星読みや内観で、新しい自分とどんどん出会う人生に変わった。
それまでは、「これが私だ!」と思いこんでいた私。
そうであることもあり、そうでないこともあった。
いずれにしても、新しい自分がひょっこり顔を出し、その度に自分が開かれていった。
心が癒されて解放され、新しい自分と出会う楽しい日々。
しかし、その時期はもう過ぎ去って行くようだ。
次が来たんだ。
次は、星読みや内観で顔を出した新しい私や本来の私と思える「これが私だったのね。」という、これまで集めて積み重ねた私を忘れていく。
正確には『わからなく』していくターン。
私には私が『わからない』。
私が出会った新しい自分は、ほんの少し。
あとは潜在能力的な私の領域。
そこは誰にもわからない。
「私にはわからないから、私を教えて。」
「どんな私がいるのか、わくわくする。」
そんな感じ。
私は私がわからないけれど、どんな自分が現れても私でしかないのだから、怯んだり、怖がる必要はない。
今の段階では、自分がわからない、知り得ない私という存在を許し、委ねるのだ。
『スピリットとしての私』でしかないのだから安心して委ねられる。
その『委ね』が、静かで優しく暖かく、真っ白で心地良い。
もう、自分で自分を知ろうとする必要はないのだ。