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序盤、神奈川は長野に5点のリードを許すも、
三井のスリーに藤真のアシストでなんとかたてなおしたが、
長野の勢いは止まらず、
第1Qが終わる頃には・・・・・・
長野 25
神奈川 15
と大きく離されてしまった。
神奈川ベンチ。
高頭 (ふ~む・・・長野はあんなに強かったかな・・・。)
牧 「三井、あの1年にふりまわされすぎだ。」
三井 「高さ、パワーはないが、速さ・テクニック・バスケセンス・アシスト能力。
まさにチビ仙道みたいだぜ。それにDFもうまい。」
高頭 「よし仙道と三井交代だ。」
清田 「えぇ~~!!!俺じゃないんすか!!!!!」
神 「お前は熱くなりやすいからな。」
清田 「そんな~~~」
桜木 「けっけっけっ!!バカめ野猿!!」
清田 「なにおーーー!!!お前こそ、あの10番に4点もとられてんじゃねぇか!!」
桜木 「俺も4点とってるから大丈夫だ!!!」
藤真 3P 三井 6P 流川 2P 桜木 4P
長野ベンチ。
監督 「よーし!!いい流れだ!!!このまま一気にいくぞ!!」
星野 「OFは大谷と小泉中心でいく。俺ら3人は裏方役だ。」
日向・佐藤 「はい!!」
星野 「でも、チャンスがあれば俺らもOFに参加だ!!」
日向・佐藤 「はい!!」
日向 5P 大谷 10P 佐藤 2P 小泉 4P 星野 4P
第2Qが始まった。
まずは長野ボール。
パンッ!
PG日向からのパスをハイポにいた星野がはじいて小泉にパスをした。
小泉 「第2ラウンドやろ!!」
桜木 「ジョートーじゃねぇか!!!!」
キュキュッ!!
ダム!
小泉がフェイクをかけ抜きにかかろうとする。
桜木 「あまーーーーーい!!!」
桜木がDFをするが・・・・・・
バン!
小泉がノールックで後ろにパスをだした。
「うおおおお!!!!!ノールックパスだぁぁぁ!!!!」
「アイツあんなことまでできるのかぁぁ!!!」
後ろには・・・・・
パシッ!
大谷 「ナイスパース!!」
マークマンの仙道は星野のスクリーンにかかっていた。
大谷はワンドリブルで一歩後ろに下がった。
シュッ!!
ためらいもなくシュートをうった。
打った場所は3ポイントラインの0度の位置。
シュパッ!!!
花形のスイッチも間に合わず、
大谷の3Pはリングにあたることなく、鮮やかに決まった。
そして、
その大谷の3Pから流れにのった長野は
作戦通り大谷と小泉中心で点をとっていった。
一方の神奈川は、
花形と高砂、藤真と牧が交代するが、
流れは変わらず第2Qを終えた。
前半終了。
長野 51
神奈川 33
なんと前半で18点差ついてしまった。
続く
まずは長野ボール。
日向 「一本きっちり決めてこ!!!」
ピッ!!
すぐにパスをだした。
まずは大谷。
169cm・・・・・・宮城と身長は変わらないが、このチームのポイントゲッターである。
キュッ!キュッ!
ダム!
何回かフェイントをいれ三井を抜いた。
三井 (!!!、こいつ速ぇ!!)
タンッ!
シュッ!!
シュパッ!
軽くミドルシュートを決めた。
「いいぞ!!いいぞ!!オオタニ!!いいぞ!!いいぞ!!オオタニ!!」
神奈川の攻撃。
ボールは流川に渡った。
ズバァァ!!
得意の鋭いドライブで佐藤を一気に抜こうとしたが、
佐藤はついてきている。
さらに、
キュッ!
流川 「!!!」
近くにいた星野がダブルチームにきた。
流川は花形にパスをだし、
花形がダンクにいった。
しかし、
小泉がカバーにきており、
うまくファウルをさせられた。
花形 「くそっ!!!」
長野の攻撃。
ガシィ!!!
三井 「!!!」
星野が三井にスクリーンをかけ、
大谷がフリーになったところで日向がパスをだした。
そして、
ザシュッ!!!
なんなく3Pを決めてしまった。
大谷 「おっしゃーー!!!今日も調子がいいぜ!!」
第1Q残り9分09秒
長野 5
神奈川 0
神奈川は早くも長野に
5点のリードを許してしまった。
続く