こんにちはニコニコ

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連続100日投稿を目指すブログです。

本日99日目ルンルン

 

 

 読書記録 『ミドリのミ』

 

 

読み終わりましたスター

吉川トリコさんの小説

『ミドリのミ』

 

重田ミドリ、小学3年生。今一緒に住んでいるのは父の広とその恋人、源三。母親の貴美子とは別居状態だ。夫の突然の心変わりがなかなか受け入れられず、離婚話もなかなか進まない。
ミドリも楽しそうに過ごしてはいるが、色々と抱えているものがあって――。

”ふつう”に囚われていきる私たち。
”ふつう”が何か、”ふつう”でなくてはならないのか。

人間関係の渦に巻き込まれ、くたびれてしまったあなたへ――。

(講談社BOOK倶楽部より)

 

お父さんに男の恋人ができ、両親は別居中。

ミドリはお父さんと恋人の源三の実家で

暮らし始めるという

小学校3年生の女の子にとっては

なかなかに

人生ハードモードな設定タラー

 

ミドリをとりまく大人たちも

それぞれに

悩みや葛藤を抱えているのだけど、

 

ストーリーが進んでも

登場人物の

悩みや葛藤が解決して

めでたしめでたし ではないのが

この小説の粋なところ。

 

現実世界でも、悩みや葛藤は

そう簡単に解決しないですもんね。

 

自分自身が、

いわゆる“ふつう”じゃない

ことで辛い思いをする人もいる。

 

身近な人が

自分のものさしでいう

“ふつう”じゃない

ことを許せない人もいて。

 

“ふつう” “まとも” “正しい”

の定義はあやふやなのに、

なんとなく

「みんな」と同じが

普通でまともで正しいという

認識が確かに存在している。

 

「みんな」と同じじゃなくていい。

「みんな」にならなくていい。

というメッセージが込められての

 

ミは「ミドリのミ」。

 

 

ミドリも、

お父さんも源三も、

これからまた傷ついて辛くなっても、

 

ミはミドリのミ を胸に、

 

自分は自分でいいんだという

原点に戻って、

また一歩ずつ進んでいくのだろうな

 

と思うと、

じんわり心が温かくなって、

私自身にもパワーがもらえるような、

素敵な小説でしたキラキラ

 

 

 

 

 

マザー検閲的には中学生から二重丸

いわゆるそういうシーンはないけど、

男性同士のイチャイチャって

少し刺激がある気が・・・。

(これが“ふつう”の偏見かもしれない。ごめんなさい)

 

 

 

 

 

寝る前や隙間時間に読んでいる

この本本

軽く読めて、気分が上がって

なかなか良いです下矢印

 

 

 

 

 

今日も読んでいただき

ありがとうございましたグリーンハーツ

明日はいよいよ100日キラキラ