実家に帰ってまたもやもやしました。私が我が子の靴を持っていき忘れたのが悪いのですが、勝手に購入した趣味に合わないナイロンシューズを履かせていた両親。私が買おうと思っていたディズニー柄のスニーカーは全否定されました(買いますが)。

 親曰く、私はベビーカーを選んだとき、自分の趣味趣向を最優先にして大失敗したとのこと。確かに私は本来、海外ドラマに出てくるような乳母車が欲しかったので、それに近い形状をした身の丈に合わない高級ベビーカーを手に入れたものの……。

 特殊なデザインはいろんな人々の眼を引くようで、知らないお母さんからも突然「それ素敵ですね! もともと入っている刺繍ですか?」とよく声を掛けられたりします。父親は「馬鹿にされてるだけだ。子どもの欲しがるタイプの物を買え」と言いますが、そうは思っていません。

 そもそも赤ちゃんは好みが定まっていないため、親側のセンスで自分がテンションの上がる物に決めれば良いと思うのですが、そんなに間違っているでしょうか? それに、私は何も外見ばかりで車に載せられない不便なバギーにしたわけではないです。

 息子が進行方向を向いていると私からつねに表情を確認できないから、対面式であることを第一条件に挙げていたのです。父母はそれが気に入らないようで、実家用に通常タイプの物を置いています。



 しかも、もやもや原因は他にもあり。何と、前髪を三戸なつめぐらい短く、全盛期の篠原ともえぐらいぎざぎざに切られていました(私のイメージです)! 来週はプロフィール写真撮影なのに、最悪のタイミングです。

 あらかじめ揃えてから父に渡さなかったことを後悔しましたが、時すでに遅し。これでは超奇抜ファッションの前衛芸術家にしか見えないので、何とか固めてうまく誤魔化すしかないようです絶望