京アニ放火事件から2年 事件・事故において実名報道は基本 遺族の意思に反する実名報道の在り方

この件に関しはては、メンタリストと称する胡散臭い輩など関係のない外野がネット上で実名報道をした報道機関を非難したりしているが、
そもそも論として事件・事故において被害者の年齢国籍関係なく実名報道は基本である。むしろ日本では不思議なことに加害者の側が未成年だったり
池袋暴走事故の犯人のような上級国民といった特殊な立場の場合は加害者の名前が伏されることもある。
ただ京アニ放火事件の場合、遺族の一部が実名報道に難色を示していた事実が有り、その点についてどうすべきか、という点が論争になりうるということである。
報道の責務、あるいは報道の自由と本人ないしは家族の意思はどちらが優先されるべきか。公共の利益のために私権は制限されるべきか
突き詰めるとそういう問題になってくる。