「ショパンの左手」の謎!(6月12日・ニッポン放送) | ZETA-WEB電脳市場

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明日8月23日金曜午後5時に国会内で、総裁選について記者会見をおこないます

朝8時から10時までは「虎ノ門ニュース」に若狭勝弁護士と共に参加します
(青山繁晴の道すがらエッセイ)



この番組は公式ニュースサイトでtext、
文字こしをしてくれるのだが、
青山繁晴さん今回は6時から参加なのに、
6時台の文字起こしがなかったので、
自分で「やる」しかないと。筋肉

青山)『武漢熱』の感染、拡大がハッキリしてきたのは、今年になってからですよね。でも、日本では去年の10月1日から『消費増税』を、少なからぬ国民の『反対』を押し切って、安倍総理の『決断』で増税を行ってる。
そこから本当は景気の落ち込みは始まっていて、そこに『武漢熱』がONしたんで。
土台の腐った部分を取り除かないと、個人消費が回復していかないのは当たり前のことなんですよね。

青山)イギリスとかドイツで『付加価値税』って言ってますけど、要は『消費税』と同じものを引き下げてる。こういう柔軟な税制。
どうして、日本では一端、決めたら、『上がることはあっても、下がることはない』のか。元々日本は古代の時代に、仁徳天皇が(云わば)大減税をなさって、日本を救って、民の暮らしを救った。その故事に学ぶこともしないで、なぜ情報硬直。「上げる」ことだけはできるけど、「下げる」ことは決してできませんと。その『からくり』に皆が気が付かないと、直らない。『からくり』は難しいことではなく、『使い道』を決めているから=『目的税』化。

青山)消費税を入れたのは、竹下総理だったんですけど、僕は当時『総理番』記者で、「青山くん、やがて俺が死に、君が生き残るだろうから、その時に忘れるな、消費税は『目的税』にしちゃダメだ」と。
所得税を下げなきゃいけない」と。『直間比率』の見直しって云うんですけど、『直接税』が『所得税』で、『間接税』が『消費税』ですけど、その直接、財布からもぎ取る『所得税』を少なくするには、『間接税』=『消費税』をやらざるを得ない。その時に『これに遣います』と決めてしまったら、税率を変えられなくなるから、そこを間違わないように「俺の遺言」として。
そこを安倍総理にもお伝えしてて、『目的税』にするのを抵抗してたんですけど、結局、に引っ掛かったと言わざるを得ない。特に『社会保障』の財源にしてしまった。『全世代型社会保障』。それから『教育無償化』の財源にしてるから、ここに『からくり』があって。
「消費税を下げます」と言う時に例えば「0」にしたら、20兆円が無くなる。そうすると、文科省や厚生労働省の予算、各省庁が確保している予算が無くなる。新しいことを省庁連携してやるのは嫌がるのに、既得権益だけは手放さない体質を財務省は熟知して、それを利用して身動きできなくしてる。消費税に限らず、日本の『』=政治が身動きできなくなるのが、世界に取り残され、場合によっては、武漢熱で世界経済回復していく時に、日本だけ取り残されることになりかねない。