最近の有本さんに対しては、
複雑な感情が渦巻いている。
百田尚樹の青山さんに対する暴言に対して
「イジリ」って……
須田のオジキが武田先生に向かって、
「ジジイ」と言うのとは違うのだから。
ハッシュタグで「#イジリー有本」って
付けたくなる衝動にどれだけ耐えたか…
青山さんとの蜜月関係が終わったのも、
2年前の(虎ノ門ニュース)新春特番で
「青山さん、自民党好きなんじゃないの」って言って、
青山さんが激怒してから。
この人、言葉が軽い。
杉田さんの論文も「雑」だと斬って捨てたり。
「生産性」という言葉を切り取って、
バッシングする方に問題があると思うけどな…
でも、この人には日本国のために
まだまだ働いてもらわなくてはならないから。
あくまでも是々非々で。
Twitterのフォローは外したけど、
この憲法改正に関する彼女の持論は
聴き応えあり。
そもそも戦後の憲法は、日本が自立した主権国家として、
国である以上、何か不測の事態が起きたときには守らなければならない。
いろいろ古い記録を振り返っているのですが、
25年前の1994年に北朝鮮が初めて核疑惑を、疑惑はそれ以前にもあるけれど、
それに国際社会が向き合おうとしたときです。
当時の柿澤外務大臣が、
日本はいままでの集団的自衛権が行使できないという憲法解釈を変えてでも、
周囲の変化に向き合えるような状況を作るべきではないか、ということを発言しました。
これがたちまちメディアに潰されたのです。25年前ですよ。
極めてまともなことをおっしゃったのです。
あのときに対応していたならばという思いはすごくあるし、
ものすごく抑止力になったでしょうし、
北朝鮮をここまでのレベルの脅威にしてしまうことも、
もしかしたらなかったかもしれない。
そのときに、例えば集団的自衛権の行使を認める方向にして、
さらにそのまま憲法を改正する方向に進んでいたら、
ということなのですよ。
いまさら言ってもしょうがないけれど。
それを誤った世論を作って、
ずっと日本が当たり前の自衛をするという道を阻んでいた力が大きく働いて来たと思います。