須田さんの「OK!Cozy up!」(2月18日・ニッポン放送) | ZETA-WEB電脳市場

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きのう9月17日火曜は、朝から昼の直前まで、秘書さんたちと一緒に、その前進を続けるためのいわば「参加権」を確保しておくことに精一杯の努力をしました。

(青山繁晴の道すがらエッセイ)

 
飯田浩司アナウンサーが1週間、のお休みで
大晦日にDHCテレビで司会を務めただけに、
こなれたものだった。ニコニコ
あの猛獣に囲まれた日に比べたら…しし座
 
勤労統計」問題って、よく分からなかったが
須田さんの解説でよくかった。ひらめき電球
そこで日銀がんでくるとは…真顔
「第二のモリカケ」にしたい野党は
相変わらず、ブザマだなっ。むっ
 
毎月勤労統計~中江元哉元総理秘書官の発言の意図とは
 
須田)野党の質問の仕方を見れば、
どういう方向に問題を導こうとしているのか見えて来ます。
例えば立憲民主党の本多平直氏は、
「首相秘書官が問題意識を指摘しただけで、
厚労省は実態を高く見せようとプレッシャーに感じる」
というある種の決め打ちをしています。
マスコミも似たような報道をしているのだけれど、
もう少し取材をしっかりして欲しいなと思うし、
国会議員も決め打ちではなくて事実関係をもとに問題解決を導くような、
建設的な質問をして欲しいと思いますよね。
私が取材して分かった状況ですが、
まずこの問題意識を持ったのが日本銀行なのですよ。
日本銀行は別名「調査の日銀」と言われていて、
日銀の各支店ごとに銀行員が地域経済を徹底的に調査する。
例えば地元の企業経営者の面談やヒアリングをすることによって、
経済実態の把握に努めているのですね。
なぜかと言うと、金融政策に反映させるためなのですよ。
だから日銀マンの仕事の8割方はこの調査に掛けられるのです。
 

日銀の調査と政府統計のギャップが問題意識のきっかけ

須田)ところが、日銀マンたちが調査して出た結果と、

政府が発表する統計の数値がどうも大きなギャップ、

乖離が生じているということになった。

日銀サイドとしてはなぜこんな差が出て来るのか、

元データを検証させてもらいたいということで、

窓口になっていた内閣府に確認を求めたのですが、

内閣府は事実上の門前払いをしたのですよ。

だから、日銀は内々に官邸を通じて検証作業を行わせてくれという申し入れを行っていた。

これが問題意識のきっかけなのですね。

だったら日銀サイドにもそういった検証ができるような、

公平公正な統計データの検証作業をやって欲しいという風に申し入れたところ、

なかなか応じて貰えなかったのが当時の実状なのです。

例えば、当時は異次元の金融緩和政策という非常にナイーヴな政策をやっていて、

その問題についてかなりピリピリしていたのですね。

日銀としては、誤った前提状況で金融政策を進めてしまうと大きな問題を残すので、

その点に注目していたのは理解できる。

ところが、逆に受ける側としてはどうでしょう。

やるべき調査をやっていなかった、

決められた手法で調査していなかったことを分かっているわけですから、

それをオープンにできないのですよ。

だから、なかなか公表しようとしない政府に対して不信感が募って行くのは当然で、

問題決着を図るためにも善処して欲しいと申し入れを行うのは、

首相秘書官だったら当たり前の話だと思いますよ。

何も数字が低いから、

アベノミクスの結果を出すために高い数字を出してくれと要望しているわけではない。

その点を考えると、この国会質問ないし一部マスコミ報道の意図としては、

第二の森友・加計問題のようなところもあるのではないかと思いますね。

アベノミクス偽装だと言い出している国会議員の発言を聞いていると、

そういうふうにも感じます。