夢はかなう (幻冬舎文庫)
日曜日（名古屋国際女子マラソン）に、
≪惨敗≫（失速）したQちゃん（高橋尚子）。
ゴールインして（2時間44分18秒）、
競技場を後にして、控え室に戻る途中、
「恩師」の小出義雄監督に、
「よく頑張った」と声を掛けられていたが、
キャハハと笑いながら、殆ど無視。
素通りしていったのが、印象的だった。
Qちゃんの中では、もう小出監督は、
「消えてる（消してる）存在」なのだろう。
だから、もはや何の未練もない。
……女だな、と思った。
女って「そう」。この芸当が出来る。
男の生理には、これがよく解からない。
昔はあんなに仲良かったのに、
という理屈が通らない。
一旦、消したら（切ったら）もう「終わり」。
それが「女」（経験者は語る…）
でも、それがQちゃんにとって、
本当に正しいことなのかは、誰にも解からない。
……本人だけが後になって、気付くこと。
我々国民はQちゃん一人ではなく、
小出監督との「師弟関係」込み（セット）で、
その物語（ドラマ）を愛していたのだが……
名古屋国際女子マラソン
中村友梨香が２時間２５分５１秒で優勝
（MSN産経ニュース）
君ならできる