ジダンの頭突き!(9日・ベルリン) | ZETA-WEB電脳市場
- ジネディーヌ ジダン, ダン フランク, Zinedine Zidane, 山本 光久
- ジダン―勝利への意思表示
- どこかで試合は朝4時(日本時間)からなのだろう、と思っていて、朝3時40分頃に起きたら、前半39分だった。その時点で「1対1」。ハーフタイムでハイライトを見たら、フランスのそれはPK。しかしシュミレーションくさかった。3位決定戦の主審(レフェリー)は、正確にポルトガル選手のシュミレーションを見抜いて見せたのに! FIFAはレフェリーの選定を間違えた。3位決定戦の主審は、上川徹氏。彼はいい仕事をした。
- 決勝戦の主審は、どうもフランスに勝たせたいような気がしたのは、穿ち過ぎだろうか? 後半17分の速いセットプレーからのトニのヘディングシュート! 副審が旗を挙げるが遅すぎたし、そして、延長後半5分のジダンの頭突き! これも(一部始終を見ていたと思われる)副審がGKのブッフォンに指摘されるまで、見過ごすつもりだったようだし。
- それにしても、イタリアは後半は攻めの形すら創れずに、中盤で(信じられない)パスミスを繰り返すばかり。同じブルーのユニフォームだし、途中から、まるで日本代表の試合を見ているような気分に陥った。後半41分から投入されたデルピエーロも不発。まるで精彩が無かった。個人的には、インザーギを最後に見たかったが。
- PK戦になれば、神懸かり的なセーヴを連発したブッフォンがいるイタリアが有利だと思ったが、実際にはブッフォンの読みは悉く外れ、実はPK戦には強くないブッフォンを露呈。しかし、フランスが一人外してくれて、「5対3」で勝利。5人全員決めた、イタリアも見事だった。
- W杯が終わった。ジダンが引退し、フィーゴも去る。カンナヴァーロやデルピエーロもこれが最後のW杯になるだろう。中田英寿もいなくなった。ロナウドも次は見られないかもしれない。サッカー界も本格的な世代交代の時期に入った。一時代を隠した名選手達がこの大会を最後に去って行く。次は2010年、南アフリカ大会。果たして、我等が日本代表は予選を突破して、本大会に出場できるのだろうか?
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