日本代表に昔から付きまとう問題といえば、「決定力不足」。なぜ日本は点が取れないのだろうか。日本のFWに足りないものは何なのであろうか。現在の代表FW、代表候補のFW達を見て考えてみる。




▲播戸竜二(ガンバ大阪)▲


泥臭くゴールを狙う姿はまるで猛獣。今シーズン当初はベンチを暖める期間が多かったが、フェルナンジーニョの怪我によって空いたレギュラーの座を実力で奪って見せた。その後6試合連続リーグを決めるなど現在得点ランキング日本人2位タイ(10月15日現在)神戸時代にも17得点を記録するなど、潜在能力は高い。




▲巻誠一郎(ジェフ千葉)▲ 


ジーコ前監督時代に初召集されたオシム監督の秘蔵っ子。W杯ドイツ大会では日本の絶対的エースであった久保を押しのけてサプライズのメンバー入り。オシム監督就任後も毎回召集されているが結果を出すことが出来ず、代表批判の中心となってしまっている。




▲佐藤寿人(サンフレッチェ広島)▲


昨季は大黒(現トリノ)を抜いて日本人得点王に輝いたサンフレッチェのエース。今シーズンもチームメイトのウェズレイと共に得点を重ねるもチームは低迷。代表でも、イエメン戦で途中出場ながらゴールを決めるもレギュラーの座は確定していない。




▲田中達也(浦和レッズ)▲


前十字靭帯断裂という大怪我を乗り越えて脅威の復活を果たした日本が誇るスピードスター。Jリーグ復帰後はコンスタントに点を決めたもののその後低迷し、代表でも点を取ることが出来ず、召集を見送られている。




▲我那覇和樹(川崎フロンターレ)▲


沖縄が生んだ川崎のエース。J2時代は日本人最多得点を記録するなど実力は確かなもの。今季も得点ランキング日本人2位タイにつける活躍。アジアカップ予選のアウェーのイエメン戦ではロスタイムに値千金の決勝ゴールを決める。




▲高松大樹(大分トリニータ)▲


昨季は怪我にも泣き不本意なシーズンに終わり、オフにはチームの事情のため移籍話も浮上。しかし今シーズンは自身初となる2ケタ得点を記録。アテネオリンピックにも出場し、オシム監督に「逸材」と言わしめた大分のエース。




▲永井雄一郎(浦和レッズ)▲


独特のリズムのドリブルで相手をかわすドリブラー。ジーコ前監督時には韓国戦で決勝ゴールを決めている。右サイドもこなす選手だがまずは浦和でのレギュラー確保を目指したい。








このように日本には様々なタイプのFWがいる。ポストプレイヤー、ドリブラー、裏への飛び出しを得意とする選手。しかし日本にはその全てを持った選手がいないのである。全てを持った選手といえばウクライナのシェフチェンコがいい例である。日本にそのような選手が現れるのはいつなのか?じっと待っている程余裕はない。