去年の終盤にシャムスカ監督が就任してから、生まれ変わった大分。対するは、日本代表のFW玉田を獲得し、飛躍が期待される名古屋。しかし、両チームともここまであまりいい結果を残せてはいなかった。大分は新外国人オズマールを獲得したものの、得点はガンバ戦の2得点のみ。名古屋も、期待する玉田はPKによる1点のみ。共に決定力不足に悩んでいた。この試合の先制点は大分であった。前半10分、根本のコーナーキックに深谷が足で合わせた。前半は1-0で折り返す。追加点は後半12分。再び根本のフリーキックから今度は西山が頭で合わせ2-0。その5分後にはこの試合2アシストの根本が、高松のシュートのこぼれ球を頭で押し込み3-0。だめ押しの1点であった。名古屋のイレブンには、この試合に強い思い入れがあったはずである。なぜなら、名古屋DFの秋田がJ1最多出場記録を達成したからである。しかし、結果は完敗。大分が完全に実力で名古屋を圧倒したのである。「マジック」から「実力」へ。大分が真の実力を発揮し続ければ、念願の初優勝、そしてシャムスカ監督の胴上げが見られることも決して夢ではない。