中国製ギョーザに殺虫剤、10人中毒症状・JT子会社立ち入り
http://bizplus.nikkei.co.jp/genre/soumu/index.cfm?i=2008013100171b3
中毒症状があった食品に限らず中国製の食品が販売中止となるなどかなり大変な騒ぎになっている。
この一連の中毒症状、最初の事例は昨年12月末。公表までに1ヶ月もかかったことになり、早期に公表していれば被害の拡大が防げたのでは、と行政・業者の対応の遅さも指摘されている。
けれども結果論的な感じもうける。昨年の時点では同様の苦情などの報告はなかったみたいで、いろんな可能性があったわけだからこの時点での公表は微妙。2件目の時点で先の件とのつながりを疑うのも実際難しかったんじゃあないかと思う。保健所は農薬による中毒は「想定外」だったといっていることからも。徹底すべきは情報の伝達でしょう。
さて最近品質が問われている中国製品ですが、今回の件は原材料に農薬が残留していたという類のものではないよう。製品のパッケージからも殺虫剤が検出されていることから梱包の過程で混入した疑いがあるようです。となると梱包過程で誤って殺虫剤が混入する可能性と、または人為的な可能性か。どっちにしても製品の管理体制が疑われる。
参院で補正案審議入り 道路財源めぐり予算委
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2008013101000098_Politics.html
つなぎ法案の提出で大いに揺れたわけでしたが、取り下げでひとまず収拾。事実上、暫定税率の期限切れがなくなり野党側としては結果的に大きな譲歩となった。ともかくもこうして話し合いの席に戻ったわけですから、あとはしっかり議論を尽くしてほしい。国民からすればガソリンに比べて道路はあまり生活に直結するという実感がない。長年続いてきた暫定税率ですから、何が本当に必要なのかの取捨選択が重要。具体的な説明がなければ国民の理解は得られませんから。