プーチン メドベージェフを支持 | ZEROのブログ

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なるほどな、っと。

プーチン露大統領が後任にメドベージェフ第1副首相を支持
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-29284220071210 より転記
[モスクワ 10日 ロイター] 
『ロシアのプーチン大統領は10日、後継の大統領候補としてメドベージェフ第1副首相を支持する意向を表明した。大統領は国営テレビで「私は彼(メドベージェフ第1副首相)を17年以上も良く知っている。私はこの提案を全面的に支持する」と述べた。』

 

さて混迷を極めていたロシアの時期大統領候補の争いは思ってたより早くまとまりましたね。というか早めに手を打ったというところか。今回プーチンが支持したメドベージェフは第一副首相と政府系石油企業のガスプロムの取締役会議議長を兼任しておりまして、エネルギー産業の発展と資源外交を支えてきた彼の手腕には定評があるようで。まあそれより何より、メドベージェフはシロヴィキに属さずセーチン-ゾロトフの対立に距離を置いてたことが決定的要因だったでしょうね。メドベージェフの当選はほぼ確実に。プーチンの3選はこれで無くなった

し、ベラルーシとの連邦国家樹立ってやり方もとりあえず影を潜めた形。支持を受けてメドベージェフは自分が当選した場合には、プーチンを首相に推すとのことです。となれば今後も首相として影響力を持ちながらまとめていくって感じになるのか。メドベージェフがシロヴィキとどれだけうまくやれるかってのも重要だろけど、最終的にはやはりプーチン頼みになるんだろうな。



税収移譲 東京都が受け入れ
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/12/11/d20071211000062.html より転記
『来年度の税制改正で焦点の一つとなっている都市と地方の財政力の格差是正策をめぐって、福田総理大臣と東京都の石原知事が会談し、石原知事は、東京都の税収の一部を財政基盤の弱い県などに回すことについて暫定的な措置とすることを条件に受け入れました』


 これには強く反対していた石原都知事でしたが、一国の総理自らのお願いときては、仕方なくというところかな。一応条件は引き出したようですし。しかしこれもあくまで暫定的な措置とのことです。手っ取り早いところに手をつけてその場しのぎ、といった感じを受ける。石原さんも言ってましたが、国が歳出削減の努力もせずに地方・国民に「足りないからもっとよこせ」ってのは筋違い。さんざん無駄遣いが指摘されてきた特別会計にももっと切り込んでいただかないと。しかしこの問題の背景には鉄のトライアングルとも呼ばれる政官財の癒着関係があ

り、改革案を作るのはこの当事者である官僚自身。こんな背景もあって現実的にはなかなか進まないんですが、福田さんには既得権益に負けないで頑張っていただきたい。そういう努力をしてもなお足りないのならば税金もうちょい払いますよ、っていう人は結構いると思いますし。