厚労省とか | ZEROのブログ

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なるほどな、っと。

ねこへび はいはいどうも。先ほど夕飯を食べながらニュースを見ていたら、香川の行方不明事件について犯人が判明的なことをやってました。義理の弟ということですが、とりあえずは解決なのでしょうか。そういえば韓国の大統領選挙も始まりましたね。世論調査結果によると、李明博氏がトップのようで、どうなるか。韓国の選挙は最後までわからないという感もあって。さてと、↓


混合診療 厚労省が反対姿勢 http://www3.nhk.or.jp/news/2007/11/27/k20071127000122.html


政府の規制改革会議は27日の会合で、公的な健康保険が適用される診療と適用されない自由診療を併用するいわゆる混合診療について、治療の選択肢を広げるためにも認めるよう求めましたが、厚生労働省は、安全な医療が損なわれるなどとして反対の姿勢を崩しませんでした。


ふむ。混合診療か、どうしたらいいやら。解禁すれば難病に苦しむ人にも一定の保険を効かせた医療を提供することが出来る。完全に自己負担にはならない分、今より治療の選択の幅が広がるでしょう。一方で安全性や公平な医療という問題が生じてくる。富裕層はさらに高度な医療を受けられるようになる、と。安全性という側面。

海外で安全性が認められているからといって、日本でも安全というわけにはならないと厚労省は言っている。なるほど、人種や環境によって治療にも個人差が生じるということか。だが当然しっくりくる話でもない。財源の問題の方が問題なのか。富裕層との差、と先ほど書いたが、イギリスだとお金持ちは超最先端の医療を受けている。イギリスは一定の所得制限はあるものの、国営の医療機関によって、無料で治療を受けられる。一方で富裕層は私立の病院で全額自己負担の高度医療を受ける。この制度(NHS)にも種々の問題はあるのだが、要は私が言いたいことは、国柄であり、歴史がある程度の規定をしているということ。イギリスは、「揺りかごから墓場まで」の理念を背景としている。これは社会保障という文言を用いるようになった起源ともいえる。この丸抱えの医療の提供が現在のNHSに発展している。ではプライヴェート(私立医療)はどうなのかと言われると難しい。日本はドイツに倣う形で始まっている。現在の基本的な理念は公平な医療の提供であろう。では公平とはどういうことか。

この問題、単に混合診療の解禁云々で論じるのは浅い気がしてならない。方向性を変えるようだが、結局のところ現実問題として最終的には、解禁される幅であり、バランスなのだと思う。


米大統領 中東和平に向け決意 http://www3.nhk.or.jp/news/2007/11/27/k20071127000118.html


アメリカのブッシュ大統領は、日本時間の27日夜に始まる中東和平会議を前にした夕食会で発言し、イスラエルとパレスチナの2国家共存の実現に向けた和平交渉にみずからも深くかかわっていく決意を示しました。


この問題、実に難しい。また中東和平会議後に触れようと思う。



万能細胞研究に財政支援検討 http://www3.nhk.or.jp/news/2007/11/27/k20071127000124.html


さまざまな組織や臓器になるES細胞とほぼ同じ能力の細胞をヒトの皮膚を使って作ることに京都大学の研究グループが世界で初めて成功したことについて、渡海文部科学大臣は、財政面など研究への支援策を検討する考えを示しました。


これは私の専門ではないので単純な構図でしかとらえることができないが、すごいということくらいは分かる。なんと単純という感じだが、すごいのであろう、と。

今までの研究では、倫理的な問題や、拒絶反応といった壁を乗り越えることができなかった。これは双方ともパスしており、実に勢いづく成果であるといえる。安全性について、ガンを押さえられるか、それに他の細胞に変化しちゃったりしないの、といった点が残っていたりと研究が残されているようで。頑張って欲しいとこです。