手術から一年半。
抗がん剤治療から一年。
これだけの時間が経過した今の体調を少しだけ書き留めたいと思います。
まずは、手術痕。
うーん。おなかに23センチの痕がまだまだくっきり残っています。
しかも、なぜかまだ傷痕が痛んだりするのですが。。。これは普通?
術後数ヶ月は痛むのが当たり前と言われていたのですが、一年半経った
今でもちくちくと痛むことがよくあります。
気のせい?と思っていたのですが、他の方に聞いてみたところ、みなさん
心当たりがあるようでした。
おなかの外はホッチキスでとめて完全にくっついているのですが、おなかの
中は糸で縫ってあるようなので、その痛みが残るのもあり得ることなのかも
しれませんね。。
体質によっては、傷痕がケロイド状になってしまい、形成外科で治療を
受けることになることもあるようですね。。
患者友達のお一人がそうなのですが、もしこのまま治らないようなら、
一泊二日で入院して、その部分を削る手術を受けるかも...と。
手術痕の痛みは患者友達に共通してあったものなのですが、個人差が
出ているのが卵巣欠落症状。
元来私は痛みに弱いようで、抗がん剤のときも副作用で苦労したのですが、
今回も私が一番顕著に出てしまっているようです。。。
痛みの自覚症状としては、頭痛、肩こり、背痛、腰痛あたりでしょうか。
あとは、、、、、、、、、、更年期症状に似たものが少々。(><)
のぼせやほてりでフラフラ、鬱々いらいらでメソメソ。
たぶん、他の方もみなさん少なからず出ているとは思うのですが、それを
異常として思うかどうか、なのかもしれません。
私は、特に腰痛や肩こりが激しくて、痛くて痛くて吐きそうになることも
あったので、先生に相談して漢方薬を処方していただくことになりました。
ホルモン療法は出来る限り、いえ、絶対に受けたくないので。。。(><)
ホルモン療法のデメリットとしてよくあげられているのが、乳がんや子宮体がん
などのホルモン依存のガンのリスクが高まってしまうということ。
でも、ホルモン療法を長年に渡って受けるということでなければ、それほど
気にする必要はないのかもしれません。
私が気になるのは。。。
ホルモン療法を受けると急激に大幅に太ることがある...とのことなので。
ただでさえ、卵巣をとってしまって脂質の代謝が落ちているというのに。。。
うう。効くのでしょうか。『桂枝茯苓丸』!ケイシブクリョウガン!
ぜひぜひ効いてほしいですね...(´・ω・`)
こういった鬱々症状なのですが、まわりの方に上手に説明する方法が
なかなか思い浮かびません。
特に我が身内には言いにくい。。
キチンとした生活を送らない者を良しとしない私の兄の性格からして、
今の私などただのナマケモノにしか思えないのでしょう。
会うたびにチクリチクリと言われるので、どんどん足が遠のいてます。
兄自身も早期ガンとはいえ胃ガンを克服して社会復帰しているのですから
なおさらなのでしょね。。。
...って、こんな思考が浮かぶ時点で普通じゃないのでしょうね(笑)。
まぁ...甥っ子たちの成長は気になりますが、今は、兄の一言に大きく
気持ちを揺さぶられる自分がいますので、ちょっと距離を置こう。。。
淋しいけれど、これが世のため人のため。自分のため(笑)。