入院前の一騒動 | 山あり谷あり備忘録

山あり谷あり備忘録

2011年お正月。いきなり卵巣癌の告知を受け、日々、手作繰り状態で癌と闘うzeroの、のほほーん日記です。少しでも同じ病で悩む方のお力になれましたら幸いです。。。

一月下旬の外来診察日に、借り受けていたMRIやCTの

画像データを返却し、正式に入院・手術の日程を決めました。


2月25日に入院。28日に手術。3月21日に退院予定。


入院までまだ一ヶ月以上もあったのに、退院予定まで(笑)。

きっちり行きますよ~という感じがして心強かったです。


術式などはすべて先生方にお任せ。

私の主治医は若手のO先生だったのですが、手術には

婦人科部長のS先生も一緒に執刀して下さるとのこと。

またまたあとで聞いたお話なのですが、私の手術には、なんと

4人の先生が関わってくださっていたようで。。。

皆さんで癒着をぺりぺりしてくださっていたのですね(笑)。


術前検査や診察は問題なく終了し、あとは、体調をしっかりと

管理して入院・手術の日を待つばかり...


...だったのですが、これからが大変でした。


術前検査で受けたCTスキャンで使った造影剤の後遺症か

そうでないのか。。。

体中に物凄い「じんましん」が出来てしまいました!

頭から足の先まで!顔以外の全身に!

大慌てで近所の皮膚科に飛び込みました。

卵巣癌であること、一ヵ月後に手術を控えていることを告げた

ところ、飲み薬は軽めのもの、塗り薬は強めのものを処方して

下さいました。

まさに時間との勝負でした。。。


さらに、入院一週間前には風邪をひくし。。。

こちらでもワケをお話したところ、ガツンと効く強めのお薬を

配分を熟慮して処方してくださいました。。。

おかげで、風邪のほうは何とか入院に差しさわりのない程度まで

治すことができました。


しかし、、、じんましんは。。。

メスを入れるお腹をO先生にお見せしたところ、渋いお顔に。。。

本当に頑張ったのですが全く治っていない状態で入院してしまい

ました。。。が、「なんとかなるでしょう」とのお言葉をいただきました。

これは嬉しかった!

このじんましん騒ぎのおかげで、手術が恐いなどと考えてる余裕は

なくなり、どうにかして手術を受けなければ!という一心になりました。


人間、追いつめられると変わるものですねぇ。