ダサいより、おしゃれでいる方が
ずっといいとは思うけれど
おしゃれでいたいと
ずっと考えているのは
ものすごくダサいと思う。
特にファッション業界人。
寝ても覚めても服のこと
次のシーズンのこと
仕事とはいえ、それをあたかも本気で
毎日考えていると口にするのは
仕事人間の中でも最もダサい。
かっこいいことを売りにしているはずの
人種が一番ダサいというジレンマには
呆れるというか、なんというか。
そもそもファッション好きが
もてはやされたのは2000年前後ぐらいで
あの頃はミレニアルの祭りなのか
日本も世界もお花畑状態で
ファッション、ファッション、モテ、モテ
とばかりに狂っていた時代。
もう20年以上前の時代を
今も追いかけてるのは
おじさんばかりで若い人は
呆れてものも言えないしはず。
そして、そんな若者たちを
「わかってないな」と
突き放す大人たちは
本当にダサいし、カッコ悪い。
好きな服を好きに着る。
ただそれだけでいいのに
なぜ人に教えようとか
基本がどうなとかいうのだろう。
ブランドも、ラグジュアリーも
クラシックもカジュアルも
なんだかもう疲れちゃって
好きな服だけ残して全部捨てたいのに
捨てずに取っておくのは
僕の悪い癖かもしれない。
離婚まで、あと、2048日。