今日は夕方から所用があり
昼間もなんやらかんやら用事があって
夕飯の支度を早い時間にすることができない。
仕方ないので、簡単に誰でも作れる
メニューの材料を用意して
キッチンに置いておくことにした。
まぁ詳細は省くが
3玉入り焼きそばの袋とキャベツともやしが
おいてあって、冷蔵庫を開けたら
豚こまが置いてあれば
誰でも焼きそばとわかるように
我が家の定番メニューを
用意しておいたわけだ。
7時過ぎに帰宅すると
嫁が何やらキッチンで作っている
「おかえり」はないので
僕も「ただいま」はいわない。
娘が「ちょうどご飯だよ」と
声をかけてくれたので
部屋着に着替えてダイニングへいくと
見たことのない料理が出てきた
いや、正確には、焼きそばを使わずに
用意していた食材を使った
アレンジ料理が出てきたのだ。
メインの食材は分かりきっていたのに
よめはそれを無視して
違う料理を用意していた。
これってどういうことなんだろう?
僕の考えていた夕飯メニューが
気に入らなかったのだろうか?
それともたまたまだ食べたい料理が違ったのか?
もしかして、わざとあてつけ?
いろいろなことを考えながら
娘の学校の、たわいもない話を描きつつ
料理を口に運ぶ。
別に不味くはないけど、なぜか味がしなかった。
娘の話が途切れた頃
嫁が家事をいくつか娘に割り振っていた。
「お風呂掃除と、あれとこれとそれと。。」
5つぐらいの仕事が娘の分担になった
どれも僕が無言でやっていたことで
嫁は洗濯以外やらない。
嫁が寝室に篭ってから
不器用に娘が家事をしている
僕は手伝いながら
「パパがひるまやっちゃうこともあるから」
と、伝えておいた。
娘は大学は海外へ行きたいと言う。
進みたい方面を学ぶためには
家から30分ぐらいの国立大へ進むか
家から1時間以上かかる私大へ進むか
どちらかなのだそうだ。
あるいは地方都市で一人暮らしするか。
それなら海外という手もあるだろう。
一人暮らしするなら、家事を学んでおくのは
悪いことではないけれど
家事ってこうやって押し付けるように
学ばせるのだろうか?
娘が家を出ら頃、僕も一人暮らしになる。
離婚まで、あと2179日。