革サドルの定番、ブルックスのB17スタンダードです。


saddle

幅広でクッションの入ったものがビーチクルーザーの定番ですが
自転車だけで見たとき、あまり幅広はどんくさい印象を与えてしまいます。一方、最新でゲル入り、分厚くて快適、というのもクールとは言えません。この辺はバイクでも同じです。


B72も候補にあがりましたが、結局硬派かつシンプルにB17にしました。B17にも色や形で何種類かありますが、何の変哲もないスタンダードの黒です。僕はカップヌードルならオリジナルを選んでしまうタイプだからかもしれません。

b17
http://www.brooksengland.com/


ブランド、外観、性能から考えてもブルックスはいい選択だと言えそうです。誇らしげにMade in Englandと書いてあります。Googleで調べても値段もそれほど高くありません。クルーザーのポジションで体重をどっかと乗せていますので最初はお尻が痛いのですが、積算で100kmほど走ったところでなじんで来てお尻が痛くなくなってきた気がします。

ただし、本革なので雨にぬれそうな部分には油分を塗っておく必要があるそうです。ブルックスは専用のオイルも売っています。そういう手間がかかってしまうところも、手間をかければかけるほど愛着になってしまうのでした。もう一つ買ってMTBにもつけようかと悩んでいます。

二輪車のカスタムの肝といえばハンドルバーです。


handlebar

メーカー: Nirve
タイプ: エイプハンガー、6ベンド
高さ:  約44cm(18inch)
幅:  80cm
色:  黒
径:  中央のつかみ部を含めてずっと22.2mm(7/8inch)

Nirveには4ベントタイプのエイプハンガーもあるようです。

乗車ポジションは快適ですが、もう少し幅を詰めた方がよさそうな気がしています。

その場合は中央部を詰めて溶接で可能でしょう。たぶん60mm~80mmぐらい。


ちなみに、クルーザーのハンドルバーの中央部は22.2mmのままのものが多いようです。

MTBやロードレーサーのハンドルバーと違うところですが、

BMXが同じなので、ステムなどもBMX用がたいてい使えます。デザインも近い。


あとはバイクのハンドルバーも流用できるはずです。

ハーレーなどのインチバー(1インチ)はダメですが、

国産小排気量、例えばモンキー用とかビラーゴ用よさそうです。


ハンドルバーはカスタム化の第一歩であり、重要です。

ポジション(乗車時の体勢)、操作性、そしてかっこよさに直結します。

交換時はケーブルの長さと取り回しを考えなければいけません。

カスタムベースはこれです。FELTのクルーザーV12。


V12
http://www.feltracing.com/08/thumb.asp?catid=1504,1519


<いいところ>

トップチューブのボリュームのバランス。

鉄の素のままのような色。ベアメタル。


<変更しないと我慢できないところ>

ハンドルが低い。人が乗ると、見ても乗ってもおかしい。

サドルが安っぽい。革サドル風、というのが特に貧しい。

BMX用一本クランクがやすっぽい。

効かないフロントドラムブレーキと内装3段+コースターブレーキ。

一部が黄色い。ランプがない。


他にもクルーザーやチョッパーとしてNirve、Electra、3Gなども実車をみて検討しましたが

フレームのデザインのセンスはFeltがダントツです。即断です。

Project346というストレッチフレームはかなりハイセンスですが、街乗りには恥ずかしいです。

この辺がバランスですが、世にあるフレームで、実用的で最良な選択でしょう。

色よりまずは形です。