蒼ざめた空 黒鳥の列
悲哀の手 群がる影
すすり泣く声
報われない涙は 虚しい

月に輝く 天使の梯子
その先に 期待をしては
嘆くばかり
いつまでもそうしていたいの?

何か変わるわけじゃない
奇跡なんか起こらない

閉ざされた空の下で震えている
甘いだけの自分に気づいてた


揺れる水面に 零した涙
隠せない 不安の棘
戻るなら 今
手を伸ばし 誰かが泣いてた
感傷には浸らない
何の役にも立たない


今はまだ超えられない壁でもいい
見てみたいの
向こう側に広がる
青空を

今は小さな星だけど
輝ける日を描いて
ここにいるの


胸を突く 夜風が
虚しさが
愚かだと 嘲るなら
それでもいいの
見てみたいの
その向こうに広がる
青い空